どんどん孵化して増える子メダカについて

紫陽花が美しい季節ですね。

紫陽花

ある日のこと、 「メダカの卵が孵化したのですが。子メダカは、何を食べるのでしょうね?」 と、ペットショップのお姉さんに質問したら、 「こちらへどうぞ♪」 と促されました。そして、「メダカのエサ “稚魚用”」をオススメされました。

あ…。

私、自然界での話を聞きたかったのですが、聞く際に、言葉が足りなかったことと、場所柄の配慮を欠いていた私が悪いのです。売っている餌が欲しかったわけではないのです。丁寧にお礼を言って、その場を去りました。

会社で飼っているメダカが卵を産みまして、暇を見つけては私が、ご丁寧にも卵を救出して別容器に移すものだから、子メダカが、わんさか生まれている状況です。

子メダカ

子メダカが、たくさん産まれました。

生まれてすぐは、どうやら、お腹に栄養の入った袋を付けている様子です。(何しろ小さいので、袋らしきものを確認するのもひと苦労です)でも、お腹の袋で栄養補給を終えた後は、何かを食べ始めるはずです。そこで、自然界では何を食べるのか、知りたかったのです。

会社社長に、ペットショップでの話をしましたら、会社の試験室から特大乳鉢を持ってきて、
社長自ら、親メダカのエサを擂りつぶしてくれました。
「子メダカのエサって言ったら、粒度が細かいだけなんじゃないか?」
とのこと。私も、そう思いますよ。 こういった解決策はペットショップの営業妨害でしょうか?(すみません。)

早速、子メダカにエサを与えると、確かに食べました。いえ、口に入っていく様子なんて見えません。食らいついている、と思しきツンツンする動きが確認できるだけです。 体長5mm、何しろ小さいのです。

このうえなく元気な子メダカたち。 既に、20匹以上いますよ。そして、親メダカは毎日のように、誰かしらが卵を産んでいます。この先しばらく、この勢いが続くとなると、子メダカはどこまで増えてくれるのか、ちょっと恐ろしい気もします。

ならば、卵を救出しなければいいじゃない?とも言えます。救出しなければ、親メダカが食べてしまうのです。それを思うと、なかなかどうして、 (卵を)見つけると、引き上げずにはいられないものなのです。