セロームの基本情報
一般情報
学 名:Philodendron selloum フィロデンドロン セローム
別 名:ヒトデカズラ
英 名:Horsehead philodendron
科・属名:サトイモ科・フィロデンドロン属
原 産:熱帯アメリカ
乾燥でハダニが発生します。ハダニは乾燥を好み、水を嫌います。なので、葉水をあげるといいです。
植替え時期は、5月~6月(7月迄)が理想的。目安は2年に1回くらいです。根の張りが早く、株が増えてきます。
世話焼き情報 (私が育てて感じた事)
水やりの頻度は、夏はほぼ毎日です。冬は3~4日ごとでしょうか。いつでも、土が乾いたら、たっぷりあげています。土の状態を見て水やり頻度を調整するのがいいと思います。
水不足でも、(葉がしなだれる等)のサインが見えません。そして、気付くと葉縁などが部分的に枯れています。枯れた部分はハサミで切り取ると、気にならなくなります。
また、ベランダに出して、日光をたくさんあげています。ただし、夏の強い直射日光は葉焼けしますから注意です。夏は明るい日陰に置きます。
私が育てているのは東海地方の平野部ですが、冬場の夜間は室内に入れています。もともと暑い地域が原産なので、雪には弱いと思います。
購入2年後に、鉢と株のバランスが悪くなって植え替えしました。土は、ホームセンターの培養土に赤玉土を半々で混合しています。
追肥は、緩効性化成肥料の粒を数個ばらまく程度で、あまり気にしていません。
暖かい季節に、株の中心から葉を出します。
新しい葉は、既存の葉より大きく高く成長し、小葉の切れ込みも深くなります。この新しい葉の成長は、古い葉柄を横へ横へと倒れさせます。
横に広がって、幅をとります。
古い葉は、いずれ黄色くなって付け根から枯れ落ちますが、あまりに葉柄が横に広がって邪魔な場合は、枯れる前に切り落としています。
付け根から5㎝の位置で葉柄を切り落とすと、2週間程で残った茎柄が付け根から枯れ落ちます。
3年のうちに、脇芽が1つ、子株が3つ出てきました。 脇芽や子株は、葉数が増えて豪華な株に見えますが、私はどれも株分けしました。
家族、仕事場、友人宅へ嫁入りさせます(ました)。
脇芽を本体からはがし取った際は、濡れたティッシュペーパーで気根を湿らせつつ、はがしとった部分を10日程、室内乾燥させてから土に植えました。
株分けした子はどれも、健康的に成長中です。セロームは、とても(!)丈夫です。室内に置くと、インテリアがさわやかにイメージアップしますよ。