順調に育っているフレボディウム ブルースター
フレボディウム ブルースターを購入してまもなく、2年になります。
地上部は、50cmサイズになりました。株のボリュームは、購入時から(目分量で)4倍以上になり、順調に育っていると判断してよいでしょうか。
丈夫そうな新芽が伸びてます。
葉裏には胞子のうが…
これまで、この株には紆余曲折がありましたが、最近は落ち着きました。というわけで、フレボディウム ブルースターの育て方をまとめてみます。
【土】
鉢底には、ビーナスライトを敷いて、園芸店で買った粒状土に、赤玉土と、もみ殻燻炭(くんたん)を適当量、混ぜて使っています。
ビーナスライトは、発砲させたような軽石状になっています。 土に交ぜると土が活性化されて保湿・通気性が向上します。これは、鉢底石としても使えます。
赤玉土も、もみ殻燻炭(くんたん)も、家にあるので、消費する感覚で使っているわけですが。とはいえ、水はけがよい状態にしています。
現在、私はベランダ園芸です。そのため、土を再生させるスペースがないので、土は植え替えごとに新しいものを使い、古い土は捨てています。 ここは、割り切りました。
【水やり】
水やりは、土がしっかり乾いたら、たっぷり。
夏は、1~2日置きに水をあげています。冬は、1週間に1回程度。鉢のサイズや置き場所で、土の乾き具合が変わってくると思います。土の状態を見ながら、水はあげ過ぎるよりは、少な目のほうが調子がいいと感じています。
水やりは、必ずベランダであげています。(室内での水やりは、土にカビが生える原因になりますから)こうして、鉢土の中の空気を入れ替えてあげます。
水やりをしたら、受け皿をはずしたまま1日、ベランダに出しておくと株のリフレッシュにもよいと思います。(その際、直射日光に当てると葉焼けしますから要注意です!)
また、春~秋までの朝、水やりがてら霧吹きで葉水を与えています。
【肥料】
シダ植物なので、基本的に肥料は不要と判断していますが、 「鉄力あぐりスーパー」を少量、パラパラと鉢土の表面にばらまいています。
思うに、我が家の植物の成長は、 この「鉄力あぐりスーパー」の恩恵を受けていると思います。我が家のフレボディウム ブルースターも、成長速度が速い、速い…。
【管理場所】
強い夏の直射日光は、厳禁です。私は日にあてて葉焼けさせてしまい、 何度か泣きました。
理想は、ベランダの明るい日陰です。ただし、株が大きくなった今年は、 時間帯によっては直射日光が射す位置でも頑張って育っています。(株が小さなうちは、すぐに葉焼けするので、様子を見ながら…)
時には室内に入れて、その葉色を楽しんでいます。冬も、(東海地方の)ベランダで越冬しますが、 雪の降る日は、室内に取り込んでいます。
(どんな植物であれ)植物を常時、室内に置いておくことはおススメしません。土にカビが生える原因になりますし、外の風をあててあげることが植物自身のリフレッシュになると思うからです。
重い鉢の移動には100円shopのキャスターが便利ですね。
【株分け】
2017年4月に株分けをしました。その時の様子です。(↓)
【その他】
概ね、丈夫で育てやすいので、失敗はないと思います。…と言っていますが、以前はご機嫌取りに苦戦していました。
要するに、(どんな植物でも)室内に置きっぱなしは良くないな、と学びました。
そして、ベランダに出して調子を整えてあげれば、ちゃんとまた新芽を出します。なので、あまり神経質にならずに、世話焼きできます。
その他、極端な温度管理は必要なし。剪定も不要。肥料も多くはいらないし、手間のかからない植物です。
というわけで、フレボディウム ブルースター。丈夫だし、葉色が青くてインテリア映えするから 大好きな植物のひとつです。
2016年6月の様子
フレボディウム ブルースター、夏の日差しで葉焼けさせたくないのでね
【フレボディウム ブルースター】案の定、葉を焦がしました