荒れ放題のミクロソリウム
鉢とのサイズ感を飛び超えてワサワサしていますのは、ミクロソリウムです。別名、カンガルーファーンと呼ばれています。近寄ってみるとこんな感じ。
葉の色は明るい緑でツヤがあります。でもどことなく、フレボディウム ブルースターと似ています。
これが、フレボディウム ブルースター(↑)。青みがかった葉色で、カサカサした印象です。
実は、両方ともシダ植物です。そして両方とも、直射日光は避けて明るい日差しのもとで育ててあげるべき植物です。
なのに、春先から陽に当てて葉焼けさせる私です。ご覧のとおり…。
もうね、いいんです。平気。なぜなら、
- 綺麗に育てるために、室内で箱入りに育てる
- ベランダに出して、丈夫にたくましく育てる
2つのうちどちらかを選ぶなら、後者を選ぶ私ですから。
「植物には、外の風と陽の光をあげたい」それが「特性に沿った育て方」より優先してしまうのが私の性分で、抑えきれない衝動なのです。
とはいえ、シダ植物は直射日光が苦手です。1日で葉焼けしますから。我が家みたいにならないよう、くれぐれもお気を付けください。
あと、シダ植物は葉水を上げると喜びますよ。
ミクロソリウムを植替えました
実は、冬前から根詰まりしていることを感じていました。だから、温かくなったこの機会に植え替えするとにします。
室内で、ビニールシートを敷いて、植え替えです。
そして、ここにきて思い出しました。実は。鉢は2重になっていたのです。
いつも見ていた鉢は、化粧鉢でした。ということは、見た目以上に輪をかけて、狭い環境で育っていたわけです。
案の定、鉢底から飛び出す根っこ。これでは、鉢を破壊する以外には、株を取り出す方法がありません。
破壊しました。あっさり、鉢から取れました。
これはこれは、見事なまでの根詰まりです。こうなったら荒治療です。この、根っこをバリバリはがして崩していきます。
根っこを3分の2残すつもりが、2分の1(以下?)になってしまいました。ちょっと、勢いあまったかもしれません。
そうなのです。植替えは、勢いで終わらせる私です。
「こうかな?どうしよう?」なんて、グズグズしていると終わりません。手を土まみれにして黙々と作業を進め、一回り大きな鉢に植え替えて、荒療治終了です。
使った土
植え替えの土は、園芸店で購入する「観葉植物の土」に、手元にあるという理由で「もみ殻燻炭」を混ぜて使っています。
「もみ殻燻炭」は、もみ殻をいぶし焼きして炭化させたものです。アルカリ性で、カリ(K)を含むため、根っこの発育の助けになります。また、通気性や保水性、保肥性を高めてくれます。大幅に取り除いた根っこの再生に、一役買ってくれることを期待します。
植替え直後、すでにワイルドな容姿ですが、しっかり根付いてくれることを祈りたいです。その後、少しでも株の負担にならないよう、葉焼けした葉や古い葉を切り取りました。
ちなみに、植え替え直後の肥料はなし。水やりして、(直射日光のあたらない)ベランダ置きです。しばらくしたら、経過をご報告したいと思います。
水草としてよく知られているかな?ミクロソリウムが我が家に仲間入り
フレボディウム ブルースターの育て方
コメント
荒治療ではなく、荒療治(あらりょうじ)の間違いでは・・
日本語が間違ってしまっています。
荒治療ということばは存在せず、恥ずかしいので直してください~
お知らせいただき、ありがとうございました。早速修正しました。