植物は植替えの季節
私が暮らすのは東海地方の片田舎です。近ごろは、この辺りの園芸店でもビカクシダ リドレイが売られています。それも片手以上の数のリドレイが勢ぞろいしています。ビックリですよ。
このお店には、少し前まで巨大なリドレイがありました。まさに鹿の角サイズです。その立派な姿を見て、憧憬の念とともに淡いため息をついていたのは私だけではなかったはず。
というのも、お値段20,000円超え(!!)でしたから。いわゆる看板娘です。それが、ここにきて姿が見えません。嫁入りしていったのでしょうか(?)淡いため息…。
さて、我が家では相変わらず、ビカクシダ ビフルカツムを大事にしています。季節もよくなったことですし、この子のお手入れをしました。
というのも、ほら、葉が痛んでいます。ベランダの壁に吊るしていると、物干し竿に巻いた針金にひっかかって、傷付いてしまうのです。
それもこれも、通風パネルに取り付けている位置が問題なのです。
2年半前、まだここまで大きくなる前の事。ビカクシダを通風パネルに固定する際に、パネルの上の方に取り付けたのが災いしています。何故って当時、胞子葉は下向きにしだれると思っていたからです。
ところがどうして、胞子葉どころか貯水葉も上へ上へと伸びていくではありませんか。よくよく考えてみれば植物ですから、上方向に成長するものです。その結果、葉を引っかけて傷つけるわけです。
改善策として、ビカクシダを通風パネルの下の方に付け替えることにしました。作業は、いたって簡単です。
通風パネルの裏で結んでいる針金をほどくと、ビカクシダが簡単に外れます。
古くなった水苔をはぎ取っていきます。水苔は硬くて、バリバリ音をたてました。これは、ビカクシダの根っこがしっかり張っていると思われます。
あまりたくさんの根っこを取ると弱ると思ったので、水苔は1/3取り除くくらいにしておきました。
新しい水苔は、岐阜県産を使っています。お店では、隣にお洒落なニュージーランド産の水苔がありましたが、ここはやっぱり地元愛・岐阜県産です。
乾燥した水苔を使う時は、しばらく水に浸しておきます。一旦、水を吸わせた水苔を、手で水を絞ってからビカクシダの根元に詰めました。
水苔を詰めたら通風パネルに付けて、裏で針金を結べば完了です。
ちなみに、通風パネルのおすすめポイントは、こちら(↓)で書いています。
【ビカクシダ】水やりの課題をクリアしたのがこの形
ほら、植物の成長方向を考えてパネルの下の方につきました。これでしばらくは、葉を痛めることもないかな。
ビカクシダ ビフルカツムのお手入れでした。
【ビカクシダ】子株を親株から切り離そうと奮闘している私の話
オススメの観葉植物は何ですか?と聞かれて選ぶ1鉢【その2】
我が家のビカクシダ ビフルカツムは、こちらのお店(↓)で購入したものです。