【映画】大人向けディズニー映画「イントゥ・ザ・ウッズ」

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画像は、映画とは関係ありません。

ディズニー映画が気になっています

タイトル:イントゥ・ザ・ウッズ
製  作:アメリカ(2014年)
監  督:ロブ・マーシャル
出  演:メリル・ストリープ/ジョニー・デップ/エミリー・ブラント/リラ・クロフォード
原作ミュージカル:スティーヴン・ソンドハイム AND ジェームズ・ラパイン
オススメ:★★★★★
5つが、一番オススメする度合。私の独断です。

「アナ雪」「マレフィセント」「ベイマックス」…、 最近、ディズニー映画が気になって観ています。 今回は、映画「イントゥ・ザ・ウッズ」を観てきました。

これ、1987年初演のブロードウェイミュージカル 「イントゥ・ザ・ウッズ(Into the Woods)」をベースに作られた ディズニー実写版かつ、ミュージカル映画です。

物語は、子どもを授かりたいパン屋夫妻と「森」を媒介に、 「赤ずきんちゃん」「シンデレラ」「塔の上のラプンツェル」「ジャックと豆の木」 という、おとぎの国の主人公たちが混在して進行していきます。

ブラックユーモアがあって、ハチャメチャ

この映画「イントゥ・ザ・ウッズ」は、随所にブラックユーモアがあって、ハチャメチャシニカルに笑ってしまう大人向け映画です。なにしろ…、

  • おばあさんの為のパンを、盗むも同然で手に入れて、 しかもそれを食べちゃう赤ずきんちゃん
  • 王子様に見初められたくて舞踏会に行くのに、 毎度、逃げ出すシンデレラ(&その理由)。
  • 川に浸かって、シャツをバッ!ってするシンデレラの王子像を覆す王子
  • 地震に真っ先に逃げ出すラプンツェル…。

が、登場するのですから。 かといって、どれだけの大人が「赤ずきんちゃん」「シンデレラ」…がでてくる ディズニー映画を観に行ってくれるものか…。 これはディズニーの挑戦かな、とも思いました。

配役もとても魅力的でした

  • 赤ずきんちゃん役のリラ・クロフォード
  •  パン屋の妻役のエミリー・ブラント

の歌唱力と存在感が、私的に光っていました。

作中にいろいろな「ひっかかり」が張り巡らされています。

人間の素の姿や深層心理、 おとぎの国の主人公なのに現実世界に通じる一面を垣間見たり、 つい忘れてしまう大切なこと、見えていない事、そして「願い(wish)」…作中にいろいろな「ひっかかり」が張り巡らされています。

宝探しのように、そこかしこに隠されたメッセージを見つけることも この映画の楽しみ方だと思いました。

そうして、観た後「ああだ、こうだ」と、 いろんな解釈や気づきを語り合いたくなる作品です。 私、この映画、すごく好きですよ。ひねっくれ者ですから、いえ、いえ、大人ですから。(*´艸`)

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