この春から、市民農園を借りている私です。
仕事帰りの夕方、畑に水やりに行ったら、先に来ていたおじ様から「おかえり~」と声をかけられました。
えっ?畑が私の帰る場所???それとも、仕事を終えてきたから???なんだか、不思議な気持ち。おじ様は、学校から帰ってきた孫にいつもするように、声をかけてくれたのでしょうかね?
とはいえ、間髪いれずに「ただいまぁ!!」と返している私です。
畑は、正しいプランニングが大事
ところで、畑1年生の私が今、一番気を付けなければいけないこと。それは、園芸店へ行くことです。先日、ジョウロと牛糞の必要性に駆られて、フラフラと園芸店に出向きました。
そこにあったのは、ズラリと並んだ野菜の種。ジャガイモの種イモ。時季が遅くなりつつあるせいで、値引きされたネギの苗…などなど。それらを目にした私は、それこそ狂喜の雄叫び3秒前です。もう、なんでもかんでも欲しくなりました。
とはいえ、ここはグッ!!と、気の引き締めどころです。無計画な苗の買い物は禁物です。あらかじめ、畑で育てる野菜を決めて、植える場所も決めておかなければいけません。
- 大きく育ってきた時の広がりや、高さをシミュレーションして必要数を決め
- 適期を見極め
- 連作障害を避けるために「科」を意識して
- 春植えたものが夏に収穫された後のプランニングも考慮して
とまあ、時間軸はもとより、縦軸・横軸的広がりでもってプランニングするわけです。その上で、苗を買う必要があるわけです。
そんなわけですから、ジャガイモの種イモは「入数が多すぎるわ」と断念しました。生姜は、どの品種にするか選び始めましたが、「週末にまた来よう」と言い聞かせて、はやる気持ちを抑えました。値引きされたネギの苗は、手に持ってレジへ向かいかけましたが、心を鬼にして元の場所に戻しました。
で、結局、買ったのは、ジョウロと牛糞と、ひまわりの種。
実は、畑には畝を6本作る予定です。その畝の1本には、花を植えたいと思っている私です。そこに、ひまわりを植えたいわけです。
ズラ~っと黄色のひまわりを咲かせたら、それをガッツリ切り花にして、部屋に飾りたいわけです。でも、それだけではありません。プレゼントしたいわけです。
何しろ私、この畑に関わるようになって既に、かなりのプレゼント(野菜)をいただいています。沢山のいただきものをした者としては、今度は自分がプレゼントをしたいというのが心情です。
でも、畑のおじ様たちは、野菜をもらう気はさらさらないでしょう。なにしろ皆さん、あげるほど作っていらっしゃるのだから。
だから、おじ様たちに花をプレゼント…、ってわけでもないのですが。勿論、おじ様がたがひまわりをご所望されるなら喜んで差し上げる所存です。でも、やっぱり、おじ様がたは十分に足りていると思われます。
なので私は、畑仲間とは違う人たちに、作った野菜やひまわりをプレゼントしたいと思っているわけです。これが私の、「2018年 畑プロジェクト」なのです。
というわけで、この「2018年 畑プロジェクト」。現在は畝5本、作るに至っています。(ちゃんと、自分で耕してます)
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行く度に、何かしら起こるのです。これを「魔法の畑」と言わずして、何と言おう…
まるで、私は畑オーナー。畑での出来事