アナベルは、北アメリカ原産の紫陽花
この頃の私ときたら、ベランダを気に掛ける心が、1年前のそれと随分変わってしまいました。
1年前は、休日は勿論のこと、たとえ平日であっても、会社へ出勤する朝の時間を惜しんで植物の様子をチェックし、水やりに余念がなかった私です。それが、今はどうかと言えば…。
平日の朝、迫りくる出勤時間に慌てる中、植物の水やりを思い出した私は、むしろ思い出した自分を呪いたい気持ちになっているわけです。思い出したくなかった…と。思い出したら、水やりをしないわけにはいきませんから。じ、時間が…。
そんな私の気持ちをベランダの植物たちが知ったら、泣くでしょうね。(バレてるかなぁ…)とにもかくにも、慌てて水やりをして、出勤する日々です。
そんなある日、気付いたのです。アナベルが、新芽をだしている…。
冬の間、室内に入れてもふとしたことでやらかしてしまう鉢の多い中、アナベルはベランダに放置しっぱなし。おまけに水やりが足りなくて、見た目は枯れたも同然。それが、なんと新芽をだしているのです。
ちなみに、アナベルは北アメリカ原産の紫陽花ですね。
白くて小さな装飾花をボールのように咲かせる姿がとてもかわいらしいのです。
そうなのです。「枯れたかぁ…」と判断していた鉢です。そのアナベルが新芽をだしたのです。
久しく、残念な話のオンパレードの中、この新しい動きはインパクトを持っていました。すごい生命力です。
よくよく見れば、株元からも新芽を出しています。
芽吹きというのは、喜びに直結しますね。素直に、嬉しい私です。なんて言いますか、その生命力に「ありがとうございます」と言いたい気分です。