週末は畑仕事。確かに、私の中には農耕民族の血が流れている

※本日は、幼虫画像が入ります。苦手な方はご遠慮ください。

畑仕事1年生の私

毎週末、短時間ではありますが、借りている畑に行って土起こしをしている私です。そうなのです。私、畑仕事1年生です。使わないレインシューズを履いて、軍手をはめて、スコップで土を掘る、掘る。その繰り返し。

頭上では、ひばりや野鳥がさえずっています。時には、野鳥が畑に舞い降りてきて、野菜の葉をついばみます。カラスもやってきます。(みんな、よく知っているね。)

のどかです。

その間も私は、土を掘る、掘る。それは心が無になり、平安になっていく瞬間です。そうしてふと、自分の中には確かに農耕民族の血が流れているのだ、と思うに至るのです。

また、回を重ねるにつけ、スコップの使い方にも進歩の程が出ていると自負しています。その成果が、こちら。ジャンッ。6m×5mの土地全てに、手を入れました。

畑仕事

次は、苦土石灰を撒いてあげます。そしてしばらく置いた後、今度は、堆肥と牛糞を混ぜ混んで、畝を作るわけです。堆肥は、畑から出た雑草や野菜くずを畑の隅に集めて寝かして、作ったものです。勿論、FREE!!。

出来上がった堆肥は、ニオイなし。フカフカの黒い土に返っています。その堆肥の箱の中では、なんとカブトムシの幼虫が眠っていました。おじ様が、あっと言う間に4匹の幼虫を見つけて取り分けていました。

カブトムシの幼虫

もう随分長い事、カブトムシの幼虫を目にしていませんが、デッカイですね。「あんた、もらっていくかね?」と言われて実は心浮かれたけれど、撮影だけにしました。この幼虫は、別のおじ様が喜んで引き取っていきました。孫へのお土産でしょうか?

さて、畑の土起こしができたので、次のステップへ進もうか、と思った矢先のことです。おじ様がやってきて、「あんたの土地はここまであるよ。ここまで使わないと勿体ないよ。」と声をかけてこられました。

私的には、そこまで欲張るつもりもなく、まぁ、適当~な感じで畑を作ろうとしていたのですが、別のおじ様も同じことをおっしゃるわけです。そしてまた、別のおじ様も。

どうやらその意味するところは、土地を有効に、そして美しく使うという美意識が根底にあるようです。なるほど…。確かに、皆さまの畑は整然と整備されていて、美しいのです。

となると、長らく眠っていた私のA型の血が騒ぎ出しました。紐を張って、区画を確認し、畑の脇をさらに掘り起こしました。直線で、美しく。

スイセンの花

そうして、やりましたとも。自分の土地を十分に使いきり、更には美しく土起こしをしましたとも。きっちり、綺麗な仕事をするということは、気持ちがいいものです。こうして、満足してこの日の畑仕事を終えたのでした。

気付けば、おじ様たちは皆さん帰宅済み。「お先に~」と言われて「お疲れ様です~」と何度か言っているうちに、私一人になっていました。暗くなってきたので私も帰るとします。

よもぎ

ところで、この日の収穫はヨモギです。私の畑に生えていたヨモギ。これは、足湯に入れて使います。

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