ナスタチウムの花をサラダに添える
「その花も、葉も茎も食べれる」と聞いて、抑えきれない好奇心でいっぱいになりました。ナスタチウム(キンレンカ)です。
オレンジ色がまぶしいです。なんて健康的で、可愛らしい花だろう。この花も、葉も、茎も食べれるのです。
想像してみてください。
冷たい水に浸してから、水をきった薄切り玉ねぎ。サラダ菜は、食べやすい大きさに手でちぎります。そこに、ナスタチウムの葉も加えます。それらをボールの中でざっくり混ぜあわせて、お皿にふんわり盛ります。
そして仕上げに、摘み取ったばかりのオレンジ色のナスタチウムの花を散らす…。
目にも鮮やかなグリーンサラダの出来上がり。サラダ菜の緑と、ナスタチウムのオレンジの対比が眩しくて、食欲をそそります。私は、ポン酢醤油とえごま油でつくったドレッシングをかけて、いただきたいですね。
花を、オレンジ色のナスタチウムの花を、サラダに入れて頂く…。美しいサラダを、新鮮な植物を味わう幸せ。それは、想像するだけでワクワクします。
というわけで、この夏は、ナスタチウムを育てて、花をたくさん咲かせ、その幾つかを頂戴して、サラダに入れて楽しみたい。と俄然、張り切っている私です。
ただし…、鑑賞用の苗には食用には適さない農薬等が使われている場合があるそうです。エディブルフラワー向けの苗や、種から育てることをおすすめしますよ。
エディブルフラワーとは
エディブルフラワー(edible flower)は、読んで字の如く「食べられる花」です。植物は、その実や葉をいただくイメージが強いですが、よくよく思えば、私たちは花も結構利用しています。
菜の花、ふきのとう、菊、ブロッコリーだって花の部分をいただいています。桜の塩漬けも、お料理やお菓子、桜茶に使います。カモミールティも花を楽しんでいます。
花をいただくというのは、視覚的に華やかさが増して特別感をくれますね。食を豊かにしてくれるひとつのアイデアだと思います。
植物を育てやすい季節になりました。夏に向けて、エディブルフラワーを育てるなんて、いかがですか?