2017年の手帳、どれにするか迷っているなら、この本を読んでみる?

おすすめ本

手帳を使いこなすことができない私

以前の私

以前の私は、年末になるとお気に入りの手帳(スケジュール帳)を選び、くる年に備えるのが習慣でした。

そして新しく準備したその手帳に、事前に分かっている情報(例えば誕生日だとか、決まっているイベント、給料日…)にシールを貼って、デコレーションしていました。

給料日はお財布のシール、誕生日を示すのはケーキのシールです。
こういった小さなシールがまた可愛いくて、女子の心をつかむわけです。

でもそれって、スケジュール管理には大した効果はありませんでした。それは、スケジュール帳を楽しく使っている満足感であって、私のスキルを上達させるわけでもなければ、 新しいアイデアを生み出すきっかけにはならないのでした。

というわけで、スケジュール帳をシール等でデコレーションする行為は、かなり昔に卒業しました。

ならば今はどうか、というと…

最近は1年間、手帳を使いきることさえできません。以前は、手帳にその日の出来事を一言、書いていたのですが、その日記さえ書いていません。

生活や仕事のスタイルが変わったせいもありますが、めんどう臭くなったのです。だって、それは、終わったことの記録だから。それも、後から振り返って見ることのない記録です。

そんなわけで、今も昔も手帳(スケジュール帳)を全くもって使い切れていない私です。(トホホ…)

【本】1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる

そんな私が、この本をとても興味深く読みました。


1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる [ 坂下仁 ]

タイトル:1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる
著  者:坂下 仁
発  行:フォレスト出版株式会社

この本で薦めているのは、

ひらめいたこと、TODO(やること)リスト、会議メモ…なんでも、
「ふせん」にメモして、それをA4版ノートに貼りつける

それだけです。

「ふせん」とは、色のついた小さな紙片です。一般的に「ふせん」は、大切な箇所を見つけやすくするための目印として使います。あるいは、「ふせん」にメモを書いて、貼っておくこともしますね。使い方としては、脇役ですね。

この本では、「ふせん」を脇役的な使い方から、主役に抜擢するという発想の転換を紹介しています。

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これは自由で面白そうだ、と感じました

いつでも「ふせん」を身近に置いておいて、自由に「ふせん」に書く。

そうすることで、自分の中から湧いてきたこと、自分の興味が引っかかったことを見逃さずに、忘れずに、集めることができそうです。

それをA4版ノートに貼る。

「ふせん」は、ノートに貼った後でも並べかえることができます。また、「ふせん」を貼ったノートの隙間には書き込みもできます。そうして情報を集約し、そこから更に思考を練って広げることができる、そんな可能性を感じました。

使うのは「ふせん」とノート。そして、厳格なルールのない自由さが、落書きするように私の思考をも自由にしてくれそう。そんなふうに、可能性が広がる感じがしたわけです。

ちなみに、この記事は「ふせんノート」を利用して書いてみました。(ふせんの使いかたが、まだまだ下手くそですが)

ふせんノート

というわけで2017年、私はスケジュール帳を使わずに「ふせんノート」でいってみようかな。
そんなふうに思っています。