ヒヤシンスの球根が出回る時期
序章
この時期、園芸店にはチューリップをはじめ、たくさんの球根が並んでいます。この球根コーナーを見つけると私は、半ば無意識に吸い寄せられて近づきます。
そして、球根のパッケージを手にとって見比べながら、花の色と形、種類の組み合わせを駆使して造られた満開の花園を空想して、心躍らせます。
しかし現在の我が家は、ささやかなベランダしかないので、球根の大量購入は自粛事項です。でも、ヒヤシンスの水栽培くらいならいいでしょう。
ということで、ヒヤシンスの球根を吟味しはじめました。花色で絞り込んだ後は、球根の大きさと形でさらに絞り込み。そうして、納得のいく1つを握りしめて、レジへと向かうのでした。
第一章
ヒヤシンスの球根を購入後、しばらくの間は放置していましたが、そろそろ水栽培をスタートすることに。
用意するものは、水を入れた器と球根です。
球根の底が水面に触れるように水の量を調整した後、冷蔵庫IN。ひとまず、冷蔵庫に入ってもらう為に、小さな花器を使用しています。
ここでしばらく凍えていただくと、花芽をつけてくれる手筈です。いわゆる、土の中深くに埋まっている設定かと。根っこが出て、芽がチロリと顔を出すまでしばらくの間は、冷蔵庫暮らしが続きます。
ヒヤシンスの水栽培【第二章】へつづく…。
水栽培をスタートして、3週間が経過
第二章
ヒヤシンスの球根を冷蔵庫の中に入れて、3週間がたちました。
冷蔵庫の中で、根...