何しろ丈夫で枯れない。プックリと丸い顔をしていて、愛嬌のある姿。冬には紅葉もして、その変化を楽しませてくれます。そんな【秋麗(シュウレイ)】がお気に入りです。
科名・属名:ベンケイソウ科・グラプトペタルム属
学名:Graptopetalum cv
原産地:中米・メキシコ
水やり:控え目
難易度:★★★★★(初心者でも容易)
タイプ:春秋型
ところで、我が家の【秋麗(シュウレイ)】、かなりワイルドな姿です。ドロ~ンと伸びきった茎…。かれこれ、7~8年(それ以上?)、植え替えしていませんので。
ある日、「これは、あまりにも残念な姿だわ…」と感じた私は、勢いで植え替えをすることにしました。ところが…、
【秋麗】の植え替え
グラプトペタルム属は、春秋型
多肉植物は、「夏型」「冬型」「春秋型」の3タイプありますが、グラプトペタルム属である【秋麗(シュウレイ)】は、春秋型です。
本来、春秋型の植替えは3月~4月の早春です。そして、春秋型はこの先、冬に向けて休眠期に入ります。となると10月の今は、明らかに植え替え時期ではありません…。
株を数日、乾かす
折ったり、切ったりした枝や株は、数日間、日陰で乾かす、というのはよく聞きます。折った箇所を乾燥させることで、根腐れを防ぐためです。
でも今(!!)、植え替えしたい私です。でなければ、乾燥させている間に忘れそうなのです。
というわけで、進めました。
鉢から株を引き抜くと、土はカピカピ。根っこは根詰まり状態。そこで、地上部とわずかな根っこのみを残すことにしました。
鉢は同じものを使用。鉢底にビーナスライトを敷いて、観葉植物用の土にもみ殻燻炭(くんたん)を混ぜました。そうして、あっと言う間に植え替え完了です。
ただし、苦肉の策として、植え替え後には水やりをしていません。数日、このまま乾燥させます。
というわけで、実験台となります。
- 植え替え時期ではないのに、植え替えしても大丈夫か?
- 切った枝を乾燥させずに植えこんだけれど、大丈夫か?
事前に育て方を調べてそれを守っていれば、もっと、ずっと、簡単に植物は育つのでしょう。それを思いつきで世話焼きしてしまう私は、5年後も10年後も同じことをやっていそうです…。
また、報告します。