多肉植物の寄せ植えは、果たして植物好きを満足させるか?という話

多肉植物って今や、完全に市民権を得た園芸界の人気者だと思います。なにしろ、可愛いですから。そんな多肉の魅力にコロリとやられるのは、何も私ばかりではないと思っております。

 盆栽鉢に寄せ植えしている多肉の話

キュートな容姿、コンパクトさ、豊富な種類、値頃感…、ずるいほどたくさんの魅力を持ち合わせているのが多肉植物です。そんなだから、見ると「ついつい」(買ってしまう)という行為が度重なり、結果、鉢数が増えるわけです。

御多分に漏れず(?)、我が家でも数が増えてきた多肉植物。鉢が小さくて、数があるということは、場所を喰うということです。その解決策として、盆栽鉢にひとまとめに寄せ植えたわけです。そんな寄せ植え、今の様子をご覧ください。

多肉j植物の寄せ植え

角度を変えてみます。これは、千代田の松(ベンケイソウ科 パキフィツム属)ですね。(うわぁ、愛くるしい…)

多肉j植物の寄せ植え

更に、角度を変えるとこんな景色。(おぉ…、子株がたくさん出てきています。)

多肉j植物の寄せ植え

そして全体は、こんな具合。

多肉j植物の寄せ植え

ご覧のとおり、元気です。

で、ここがポイントです。「元気である」という点です。なんでって、私、何も世話をしていません。なのに、元気。

世話いらずで、元気。これ、一見、とても有難いことです。「忙しい」だの「頑張らない園芸道を目指します!!」だの言う私には、願ってもいない観葉植物と言えます。

なのに、それがひっかかる…。

え!?もしかして、植物の世話をする時間を捻出できないくせに、世話をしたい自分がいるということでしょうか。あるいは、「ひゃ~、調子悪い!!」なんて、植物の様子に一喜一憂しながら育てたい、というわけでしょうか。

いわゆる、植物を育てるにもドラマが欲しい、と??それって、天邪鬼(あまのじゃく)か、はたまた園芸M(マゾ)か。

ともかくですね、世話いらずの多肉植物って、観葉植物としては優等生です。でも、優等生があだとなって、もしかして世話好きな植物好きを満足させることは難しいんじゃないかな?なんて思った次第です。

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