実は、可愛がっている鉢
我が家の、他の植物たちの前では大きな声で言えませんが、実は、私が一番よく眺めている植物は、ユーフォルビア・オンコクラータ 綴化(てっか)です。
就寝前のひと時などに、鉢をクルクル回しては、上から、下から、シゲシゲと眺めています。
この子の何が、そんなに私を惹きつけるのかと言えば、その「フォルム」に尽きます。
そもそも植物は、日の光や水分を効率よく受けとるために規則的な葉序(葉のつき方・配列)や、樹形をしているのが自然だと思うわけです。
そこには、らせん構造や黄金比という美しい旋律が見てとれて、実用を兼ね添えた自然界の芸術を見るわけです。
それがこの子、ユーフォルビア・オンコクラータ 綴化(てっか)は…、姿形に秩序の欠片もありません。
生物種の多様性と言ってしまえばそれまでですが、ことごとく、形態の構成リズムから逸脱してるんですよね。
とはいえ、予測不可能な成長姿が君の魅力、なのですがね。そんなわけで私は、この子から目が離せれません。
ところで、日頃の観察から、小さな葉っぱが出ている部分が成長点と見受けます。その部分で盛んに細胞分裂しつつ、分化して葉っぱになっているようです。
面白いです。やっぱり、目が離せれません。
ユーフォルビア・オンコクラータ 綴化(てっか)、葉陰で暮らしています
【ユーフォルビア・オンコクラータ 綴化(てっか)】の姿に、トホホな私