【ビカクシダ】子株を親株から切り離そうと奮闘している私の話

なんだか、無茶な気がしてきたわ…

と、半泣きが入っている私は、【ビカクシダ ビフルカツム】の子株救出作戦の只中でした。

日頃から、かわいがっている【ビカクシダ ビフルカツム】。去年の9月に、子株が成長していることに気付いてから、いつ、親株から離そうかとタイミングを見計らっていました。
ビカクシダ ビフルカツム
やがて、秋を迎え、冬を超えて、春になり、さらには、子株が貯水葉ばかりか、 胞子葉をも展開し始めたので、満を持してこの度、親株と子株を離すことに相成りました。

ところがですね。親株は、通風パネルに針金で固定してあります。その針金は、翌年以降に出てきた貯水葉に覆われています。そして子株は、通風パネルの裏で育っています。
ビカクシダ ビフルカツムの子株
なので、そもそも、針金を外すわけにはいきません。 (裏で子株が育っていますから。)

一方の子株は、その通風パネルの裏、10mm程度の穴から出ているのです。貯水葉は、順調に育ち、今や10cm以上。10mmの穴をくぐりぬけるなんて、はるか昔に不可能です。

なので、根っこをくぐらせて引き抜くしかないと判断したのですが。 一体どうやって、ひっこ抜けばよいのやら…
ビカクシダ ビフルカツムの子株
そこで、親株につけている水苔をほじくり出して、子株の根を探し当てて…、なんてことを始めてみたものの、

これって、無茶じゃない??

早々に、弱気になってしまったわけなのです。

あぁ、戻ることもできない。 (戻ったところで、決着はつかず)
子株も大事。親株も大事。 (なんとまあ、強欲な)
他によい方法はないのか??? (両手の塞がった状況で、別の行動をとることは不可能)

前にも後ろにもいけないから、もう、意を決して、エイヤ!!とはがしましたら、取れました!!

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でも、裏側はこんな…
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根がほんの少しだけ。

鉢に植えて、お決まりの植物活力素 メネデール希釈液を霧吹きしたけれど、限りなく、心配です…。
植物活力素 メネデール
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別の子株のほうが、まだ見込みがあるかな。
ビカクシダ ビフルカツムの子株
ビカクシダ ビフルカツムの子株

(2号鉢に植えつけました)ちなみに、第3の子株は、小さすぎて救出失敗しました。そんなわけでしばらくは、 朝に夕に、親株と子株を見守る日々です。
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(子株同志の成長を区分けするためにつけていたクリップも、御役目終了。)
pickupビカクシダを買いそうになる時、言い聞かせていること
pickup子株を観察しながら、ビカクシダってとてつもなく強靭なのでは?と思いました