お茶会風に、ビカクシダを鑑賞
容姿の拝見
隣にどなたかがいらっしゃる場合は、 軽く会釈をして
お先に（失礼します）
と一言。容姿全体の色形を見て、堪能します。
まず全体の姿を見て、貯水葉と胞子葉からなる独特な生態に関心を払います。
また配色の美に感心し、そしてボリューム感を感じます。原産地にも思いを寄せてみます。
学名は？
Platycerium bifurcatumでございます。
科・属名は？
ウラボシ科・ビカクシダ属でございます。
原産地は？
オーストラリアでございます。
なんて受け答えなどを経て。
【胞子葉の拝見】
葉の中でも、ちょっとした厚みが出来ている部分がありまして、 その形の面白みを感じます。
貯水葉の拝見
若い貯水葉のまぶしい緑色に目を細め、にじみ出ている葉脈の模様を目で追って楽しみます。
この突拍子もない厚みが気になります。
葉脈の通り方を眺め、水や養分の供給経路を想像します。爪を立てないよう、そっと葉の厚みに触れてみます。 意外と硬いです。
貯水葉の拝見
若い貯水葉のまぶしい緑色に目を細め、 にじみ出ている葉脈の模様を目で追って楽しみます。
貯水葉の葉脈の美しいこと…。
進化してきたヒラヒラ。
裏も拝見
そっと裏を覗くと、
ほほう…、子株が育っていますな。
と感心。
子株、着々と育っています。
隣にどなたかがいらっしゃる場合は、
お先に失礼いたしました。
と一言。
ビカクシダは、見れば見るほど色々な顔をしていますな。
といった感じで、鑑賞に熱が入るわけです。
お茶椀の鑑賞になぞらえてみました。
大変失礼いたしました。<(_ _)>
子株を観察しながら、ビカクシダってとてつもなく強靭なのでは？と思いました
【ビカクシダ】子株を親株から切り離そうと奮闘している私の話
