パソコンに関して、共通言語がないもどかしさ。人には優しく

パソコン苦手ファミリーの中の、私の位置

自分で摘んでアク抜き・乾燥したヨモギ茶。これを毎朝、飲んでいます。

借りている市民農園の畑。その脇にヨモギが自生しておりまして。3月、4月のヨモギを摘んで、アク抜きしてから乾燥させています。

ヨモギは日本古来の薬草。飲んでいて確かに、胃の調子がよいと感じます。そして、優しい味だから、すんなり暮らしに取り込めました。カモミールティーを飲んでいるより、ヨモギ茶飲んでるほうが私らしいと自負しています。和ナチュラルな暮らし、いいじゃないですか。

ヨモギ茶

さて、ヨモギ茶でまったりお茶していたら、朝9時に実家の母から電話がかかってきました。

パソコンのマウスのクルクルがね、こないのよ



って、意味不明な言葉。
パソコンの様子がいつもと違うことをうったえていると判断します。でも、詳細は理解不能です。起動時のパソコンの問題なのか、マウスの問題なのか…。

パソコン関係となると、私と母との間には共通言語がないもどかしさ…。ましてや視覚情報のない電話です。お互いの間に、分かりあえないストレスが湧き起こります。とはいえ、75歳をすぎた後期高齢者の母に今さら、パソコンの基礎を学んだほうがいいよ、とは言えません。

いえ、実は言っていました。
パソコンの仕組みを少しでも理解することで、本人も不安やストレスが少なくなると思うから。

地域のカルチャーセンターのパソコン初心者コースみたいなのにね、行ってみたら?とか。図書館にある「はじめてのパソコン」みたいな本ね、借りて読んでみたら?とか、言ってました。

でもね。例えば、「あなたも、相対性宇宙論を勉強してみたら?」なんて言われたところで、興味の範疇を超えたことは私だって「はい」とは言いません。

人生は限りがあるのです。
母的には、人生の最終章にきて尚、俗世のルールを勉強しなければいけないストレスなんて、まっぴらごめんでしょう。(私だって嫌です)

PC

何しろ、我がファミリーは皆、パソコン音痴です。皆が皆、パソコンは難しい、壊したらどうしよう、ウィルスが怖い…と遠巻きに眺めるタイプです。父に関しては、洗濯機のボタンも分からない機械音痴です。

私自身、草とりと裏山の探検が好きな自然児が大人になっただけです。なので、手仕事は好きでも、パソコンが好きとは言いません。

それでも、何故だか知らぬ間に、流れ流れて、webサイト運用の仕事をすることになった当時の私は、慌てて独学で知識をたたき込み、こうしてブログをポストしたり、レポートやビジネス文書を作ったり、ネット検索して解決策を探す術は身に付けました。

なので、ファミリー内ではこんな私が頼られる存在になっています。そうして頼ってくる母。それを、毎度、

タスクの終了してみた?やってみて。



なんて、素っ気ない言葉で突き放す私は、なんて大人気ないんでしょう。朝9時に電話かけてきたということは、株をチェックしたかったんだろうな。

その後、気になって母に電話をかけてみたけれど、電話には出てくれません。着信に気付かないんだな。

こうして、親子のすれ違いを産むワナは、あちこちに張り巡らされているんだな、と思うに至ります。

ヨモギ茶

さて、ヨモギ茶の効果は、抗酸化効果、老化防止や鎮痛作用、健胃、整腸、身体を温める等々です。リラックス効果はないけれど、まずはヨモギ茶を飲んで心を落ち着けろ、私。

そして、人には優しく…。また後で、電話かけるとします。

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