今は5月。季節がいいのに、ミルクブッシュが貧血顔
我が家のミルクブッシュが健やかに育つための環境改善案を1つ出すならば、「ベランダで、吊るすのをやめること」だと、思っています。
そう思いながらも吊るしているから、ほら、こんな。(↓)
今は5月。季節のよいこの時期に、一生懸命に新芽を出しているのだけれど顔色が、なんだか貧血気味です…。
和名「アオサンゴ」の名の通りに、本来は、緑色した珊瑚のような姿形なのですが、成長期の今の時季に、(紅葉でもないのに)カラフルです。いわゆる、生活環境が苛酷なんだと思います。
なにしろ、素焼鉢に入れて、土は乾燥しやすい粒状土、年中、風が爽やかに吹き抜ける南向きのベランダに吊るされているのですから。おまけに吊るすから、水やりを忘れぎみ…。
いくら、乾燥にも、寒さにも強いとはいえ、もう少し、優しくしてあげるべきだと感じています。
そんな中でも本人は、育とうとする根性を見せています。成長している部分に分化した小さな葉を出していますから。(↓)
これは、同じユーフォルビア属のオンコクラータ 綴化(てっか)と同様です。この子(↓)も、成長点で分化した小さな葉を出します。
要するに、丈夫ですね。丈夫で、姿形が興味深い。本来なら、もっと可愛がってあげてしかるべき存在です。
でも、何しろ珊瑚みたいな形状でしょう。そのせいで、引っかけたら折れてしまいそうでしょう。
ついでに、傷がつくと、白い樹液をだします。それが「ミルクブッシュ」の名の由来ですね。そしてこの樹液、肌の弱い方はかぶれに注意です。
それらを理由に、やっぱり今日もベランダで吊るしているのです。
そんな丈夫で、チャーミングなミルクブッシュに、私からは愛を込めて、エールを贈ります。
頑張れよ、ミルクブッシュ!(あ…、愛情でごまかして、環境はは変わらず…)