旅の備忘録です。おつきあいください。
日本三名泉の一つ、 下呂温泉に行きました
寒波の土日に、下呂温泉(岐阜県下呂市)に行ってきました。下呂温泉は、日本三名泉の一つです。
下呂温泉の発見は、延喜年間(西暦901-23年)といわれ、万病を治す名湯として知られており、江戸時代でも年間3万人程の湯治客があったと伝えられています。(下呂温泉 水明館HPより)
とあるように、下呂温泉は歴史のある、いいお湯の温泉地なのです。ちなみに、日本三名泉の他の2つは、草津(群馬県吾妻郡)と、有馬(兵庫県神戸市)です。
場所は、岐阜県の真ん中あたり(飛騨南部)に位置していまして、同じ県内でも美濃地方に住んでいる私からしますと、冬は雪がしっかり降るイメージの地です。
何しろ雪に慣れていないものだから、週末の天気予報にビビりまして、車で行くのは断念。JRで行ってきました。(久しぶりのJR、とても良かったです。)
「雪の花」を始めて実感しました
下呂温泉へは、JR高山本線 ワイドヴューひだを使うと、名古屋から1時間28分の距離です。そのため岐阜県内はじめ、名古屋近郊の方には気軽に行ける距離なのです。
このワイドヴューひだは、車窓からの眺めが堪能できるように大きな窓の作りになっています。美濃太田駅を過ぎると、渓谷、川の緑色、山の美しさ満載の世界が広がります。ちなみに、座席は渓谷を見るには右サイドがいいですが、川の美しさなら左サイドでも同じように堪能できます。
そして車窓から見えるのは、枯れ木の枝にポツポツと雪が降り積もった様子。それは、まさに「雪の花」でした。これがとても綺麗でした。
下呂駅到着
お食事処 かばやで昼食
「かばや」は鰻やですが、知人のオススメでカニクリームコロッケ定食をオーダーしました。出てきたのは、こぶし大のカニクリームコロッケ2個!!、ご飯、お味噌汁、サラダ付(サラダの中には、お刺身が隠れていました!!)
カニクリームコロッケを割ってみると、中にはこれでもか!!という量のカニの足。お昼ご飯からボリューミーなものを(ペロッと)食べてしまいました。
宿は、水明館
水明館は、平成18年には天皇、皇后両陛下をお迎えしているホテルであります。勿論、両陛下をお迎えしているのは、一般市民な私が宿泊した棟とは別格の棟です。
なにはともあれ、温泉
館内には3つの温泉がありました。せっかくですから、宿泊中にすべて制覇する気です。お湯は無色透明。泉質は、アルカリ性単純泉。するりと滑らかなお湯でした。
お部屋から見えるのは、雪景色。
17時からは、館内ツアー
ホテルには見事な絵画や陶芸の数々が展示されていまして、支配人が施設を案内してくれます。所要約1時間。
そもそも、館内に能舞台があるって、どうでしょう…。(参りました。)500畳の宴会会場の緞帳も言ってみれば美術品です。
1時間たっぷり、美術館めぐりをした気分でした。ちなみに、能舞台は総ヒノキ作りのために暖房がついていません。冬の館内ツアーに参加する場合は、寒いので上着必須です。
夕ご飯
写真撮り忘れました…。
花火に感動
1月の土曜日は、20:30から10分間、花火が打ち上げられます。
これが、部屋の真正面で打ちあがるから贅沢です。種類も豊富で、花火の組み合わせもよくて見応え十分な花火に感動しました。
かばた聖子 ものまねSHOW
その後はクラブ「樹里苑」で、かばた聖子 ものまねSHOWへ。笑ってはじけて、夕ご飯の消化促進を試みました。
松田聖子さん、氷川きよしさん、小林幸子さん、郷ひろみさん、矢代亜紀さん…etc. ニューハーフ かばた聖子さんが繰り広げるものまねと笑えるトークで、1時間ぞんぶんに楽しみました。
最後に、ご本人に握手してもらいましたが、(生物学上、女の)私より華奢で柔らかな手でした。
朝食は、和洋折衷バイキング
コーンスープ、フレンチトースト等の洋食メニューに加えて、大根おろしとジャコのポン酢かけ。好きなものを頂ける幸せ…。
チェックアウトは正午
チェックアウトまでの時間、日本庭園を眺めながら、ロビーラウンジで抹茶ラテなど飲んでみました。これがかなり、美味しかった…。
今回は、滞在中も雪がチラホラ降る天気でした。そのため、外出は諦めて、ホテル館内を堪能する温泉旅となりました。
温泉につかったので、週明け以降は仕事に励みたいと思います。(旅の備忘録にお付き合いいただき、ありがとうございました。)