水やり後に葉水をあげて、観察
現在、庭のない賃貸アパート暮らしをしています。なので、ベランダ園芸をしています。
そうなのです、植物が好きなのです。そのくせ、植物断捨離したいと思っています。とは言いますが、元気な植物を無下に捨てることも出来ず、植物断捨離は完全に頭打ち状態です。
なので、今ある植物たちを可愛がっています。朝、水やりをして、その後に霧吹きでシュッシュッと葉水を与える、これが夏の間の日課でした。
ちなみに、霧吹きはこれです。
以前、この霧吹きを紹介したときの記事がこちらです。
霧吹きですから、最初は小さな水滴が葉に着きます。水滴は次第に隣同志でくっついて、集まってきます。そして、どうにも重力に抗えなくなると、ツルンと流れ落ちるのです。その様子が結構、面白いのです。
例えば、ハランです。
ハランの葉は、幅が広いのですが、集まった水滴は必ず、溝状になった茎に集約されて流れ落ちます。そして、水は自身の根元の土に浸み入ります。
水滴が茎を流れ落ちる様子、それはまるで、ツルンッと水を飲みこむ感じです。もうね、お見事!!につきます。それが、面白いのです。
そして、こちらはオリヅルラン。
この葉も同じく、水をツルンッと流して、株元で飲み込みます。
水の雫が流れるだけで、面白がっているって、感動の沸点が低いですかね。
でも、物言わぬ植物たちが生き抜くために工夫している仕組みは、いろいろな気づきをくれます。シンプルな機能美。これが今、自分の暮らしにヒントをくれているような気がしています。