素焼き鉢の劣化について
先日、育てている多肉植物を眺めているうちに、その多肉を植えている素焼き鉢に目がいき、流れ流れて、何かいい素焼き鉢(テラコッタ)はないかな、と探していました。
こうして素焼き鉢目線でいたところ、我が家の素焼き鉢が随分、劣化していることに気が付きました。これです。
もう少し、寄ってみます。スーム イン。
私に言わせれば、「おお。いい感じに年を重ねていますな」ですが、別の人にとっては「捨てどきでしょ」と思われるかもしれませんね。
もうね、土に返る間際、いえいえ、土に返りつつある状態です。これはこれで、好きなんです。と言いますか、土に返るというのは、私的にはむしろ好ましい感じを受けるわけです。
ところがですね、同じ時に買った同じ鉢がありまして。これです、これ。
こちらは、ほとんど劣化の兆候が見られません。この鉢を購入してから、早10年、いやいや20年になります。その間、2つの鉢の使い方に際立った違いはないはずです。
劣化の激しいほうは、もともとの焼き加減があまかったのか。あるいは、植物を植えている期間に差があったのか、これほどまでに劣化の差ができた理由は分かりません。
何にしても、素焼き鉢(テラコッタ)というのは、焼成温度が800度くらいで低いため割れやすく、劣化しやすい、ということですね。
経年の美…。私は、劣化した素焼き鉢、多いに好きです。
【軽石の鉢】これは断捨離できないわ…、インテリア映えする鉢だし
観葉植物、最初の一鉢はこんな目線で選んでみてはいかがでしょう