おだやかな日曜日の朝。私は、ベランダの植物たちを眺めながら霧吹きをしています。シュッ、シュッ、シュッ…
100円shopで購入したペットボトルスプレーヘッド。これを、ペットボトルに付けて霧吹きに使っています。
ワインが入っていたペットボトルなので、水が750mlたっぷり入って重宝。そして、握りやすくて、これまた便利。
ただ…。パイプの長さが足りず、底部の水が吸引できない残念さ…。
それはともかくとして。シュッ、シュッ、シュッ…(と、葉水やり)
植物たちに葉水をしていて気づきました。当たり前ですが、葉にたまった水は流れ落ちていきます。その流れる軌道を見ていると、ちゃんと、自分の株元に流れていきます。
葉の役割
植物の葉の役割を考えてみました。
- 光合成:葉で受けた光エネルギーを使って、水と二酸化炭素から炭水化物(でんぷん)を作っています。
- 呼吸:成長の為に、昼夜問わず呼吸しています。
- 蒸散:葉裏にある気孔から、水蒸気を出しています。蒸散することで、根から水が吸い上げられます。
そのほかに、葉は強い太陽の光から茎や幹をガードしたり、雨や露を集めます。そして、集めた水を根元に運ぶのは、とっても当たり前のことです。
とはいえ、その見事なまでに水が流れる様子をみると、ホホウ…と感心せずにはいられません。根を張っているから自由がきかないと思いきや、うまい具合に進化しているんだなぁ。
【ハラン】は、幅広な葉で集めた水を、樋の形状の茎に集約して根元まで流しています。
こんなに細い葉の【アガベ ジェミニフローラ】であっても、水は滑るように株元へ。
【獅子葉タニワタリ】の、飛び出して生えている葉。これは機能していないでしょう、と思いきや、なになに、(葉脈の)主脈伝いに水を自分の株元に運んでいます。
当たり前なんですけど、その機能性を眼のあたりにすると面白いです。こうして、私は葉水やりが止められません。シュッ、シュッ、シュッ…