タンポポの花でつくる密
今、外の世界ではタンポポの花が満開です。黄色い花は、眩しいほどに目に入り、元気をくれます。
で、とある日。友達がSNSにタンポポシロップを作ったと投稿していたのです。えッ!!タンポポシロップ!? 美味しそう…。と反応した私は早速、作り方を乞うたのです。
タンポポでよく知られているのは、根っこを利用することです。以前、タンポポの根っこからタンポポ珈琲を作りました。
でも根っこだけでなく、タンポポは花も葉も全てが食用になるそうです。黄色い花びらのエキスを抽出して密をつくるなんて、美味しい予感しかしないのですが…。
何しろ、タンポポの花はいくらでも集められます。畑の脇に咲くタンポポは、排気ガスとか散歩中の犬が入ってくることを気にする必要もありません。
花摘みが、癒しになります。
夢中になって、摘みました。
タンポポシロップ(80ml)の作り方
- タンポポの花 50個(洗う)
- 水 300ml
- レモン 1/4個(薄切り)
上の材料を、弱火で15~20分煮る。(水が黄色っぽく変化する。)
火からおろして、冷めたら濾して、
- グラニュー糖 100g
を加え、30~40分煮る。
液からフワフワした泡がゆっくり出るようになったらできあ上がり。火を止めて瓶に詰める。(以上)
今回、レモンがなかったので、地元農家さんのはっさく(?)を使いました。
実際は、この倍量出来上がりました。目安の色あいを知らないのですが、かなり色が濃くなりました。
たんぽぽの花、150個くらい摘んだので、レシピの3倍量。でも砂糖は少な目にしてます。結果、濃厚なシロップになったと感じます。甘くて、苦い。これがたまりません。
尚、煮出したタンポポの花は、風味が残っているのでケーキやパンに入れて食べることができるそうです。常温で1年以上保存可とのこと。とはいえ美味しすぎて、すぐなくなる予感。
トーストしたパンに、バターとタンポポシロップをかけていただくと美味!!です。