誰かがふと、教えてくれた間違い
2021年3月の時点で、私は会社員でした。
毎年、年末調整は会社で済ませてもらいますが、ふるさと納税や寄付等をしていますから、自分で確定申告もしています。寄付金控除を受けて、支払った税金の過不足を調整する作業です。
その、令和2年分の確定申告。期限は、令和3年4月15日(木)まで延長されていますね。間もなく期限です。
今時は、スマホからのマイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができますね。私は、国税庁 確定申告書等作成コーナーを利用して、パソコンで書類作成して、郵送しています。
令和2年度分の確定申告も早やめに書類を作成し、受付開始日に投函し、既に還付金を振り込んでいただきました。そして、「はい。やることリスト、1つ完了!!」と、涼しい顔をしていた私です。
それがある時、ふと、気付いたのです。申請漏れがあったことに。それはまるで、能天気な私に誰かが「おい、おい、忘れてるで」と教えてくれたかのようです。
何が違ったかと言いますと、個人型確定拠出年金（以下、iDeCo）の申告を忘れていました。
今時、年金は自己責任で準備することも考えなければいけない時代。政府も「自助努力で資産形成してね」というスタンスから、iDeCoに対して様々な税制優遇を設けています。
例えば、iDeCoの掛金は全額所得控除の対象になり、所得税、住民税において税制メリットがあります。
これだけでも、そりゃ、やります。というわけで、私は2017年からiDeCoをやっています。確定申告の際、このiDeCo利用を申告し忘れていたわけです。
で、修正申告ってできるんだろうか？と確認してみたら、国税庁 確定申告書等作成コーナーにこんな情報発見。
はい、還付金が数万円増えるのであれば、是が非でもやります!!
こうして、修正申告書類を再度郵送しましたが、その後の音沙汰はなし。無事に、差額が還付されるといいです、はい。
もしかして、ふと、この記事を読んだ貴方様。これって、修正申告に偶然気付いた私のように、誰かが「おい、(確定申告)忘れてるで」と肩をたたいてくれたのかもしれません。
確定申告の期限は明日、4月15日(木)までです。忘れてません???よね?（てへ）
