冬でも常緑、有難い観葉植物
冬というのは、植物好きであってもその情熱は多少スローダウンする時季かと思います。園芸店に行っても、植物の数がぐっと少なくなっているし、並んでいる植物もおとなしいものです。水を吸い上げ、細胞分裂を繰り返して、グングン成長する、そんな雰囲気からはほど遠いですから。
そんな中、我が家には秋に成長する鉢がありまして…。アスパラガス スマイラックスです。
全体の姿はこんな感じ。
この鉢、昨年の夏は葉がありませんでした。そうなのです。毎年、春から夏までに葉が落ちて、秋から新しい葉が再生します。そして、春先に葉が落ちはじめます。
北半球で四季のある日本において植物は、春に成長して、夏ピークにを迎え、秋からスローダウンして、冬は寒さを耐え忍んで、また次の春を待つ。それが一般的な成長の流れかと。でもアスパラガス スマイラックスはこの流れに完全に逆光しています。
そんなですから、このアスパラガス スマイラックスが日本で生き残るには、案外リスクを抱えています。
9月のアスパラガス スマイラックス
しばらく前、質問をいただきました。
春先からアスパラガス スマイラックスの葉が落ちはじめて、8月に...
ま、多少、葉が水不足を訴えてはいますが…。元気です。
冬の寒い時季に、元気のある緑があるというのは、いいものです。(といって、今年は暖冬…)