2017年10月は、台風の到来が続いたせいで、なにしろ雨が多い月でした。そのせいで、干し柿作りの気分も遠のいていた私です。
なぜって、干し柿作りのコツは、まずはなにより、「天気」が大事だと思っているからです。雨続きで、湿気の多い日にいくら柿を干しても上手くいきません。はい、カビます。
カラリと晴れた日、欲を言えばカラリと晴れて風のある日が数日続く時に、干し柿を干し始めるのが一番、失敗がないと思っています。
それにしても10月は、晴れた青い空の記憶を忘れるほどの悪天、曇天続きでした。なので、今年の干し柿作りは季節仕事のお楽しみリストから外していたわけです。
それが、11月も半ばに、渋柿をいただいたのです。で、干し柿作りを解禁したわけです。
私のやり方はこんな感じ。
- 干し柿の皮は、ピーラーでスルスル向きます
- 柿を紐で縛って、(使っていない)洗濯物干しに吊るします
- ベランダに干します
以上。
皮むき後に、熱湯の中につけるとか、焼酎を霧吹きするとか…、そういうお手入れは一切しません。以前は、熱湯の中に浸けていましたが、それをしても、失敗する時はしました。失敗とは、カビを生やすことです。
そして、ベランダに干した柿。その後に気を付けることは、湿気です。
晴れた日は、一日中、干しておきます。そして雨の日や、霧の出そうな夜には、部屋に取り込みました。こうして湿気を避けること2週間弱。その間、柿を揉んであげる世話はしましたよ。
そして、そろそろゴールが見えてきました。柿の種類や大きさで出来上がり具合はかなり変わりますが、だいたい2週間くらいで出来上がりますね。
しっかり干しあげた硬い干し柿が好みの私です。まさに、好みの干し柿、準備オーライです。明日から食べ始めたいと思います。季節の食べ物をいただく幸せ…、これに勝るものはありませんな。