【干し柿の作り方】そうだ、干し柿をつくろう!!思い立って、渋柿を買いに行く

マンガン柿

雲一つない、晴天。そして、珍しく風のある日でした。

こういう日って、もしかして、干し柿作りに最適なんじゃないかな?そう思った私は、渋柿を買い足しに出かけることにしました。

実は既に、頂き物の渋柿で、干し柿を作り始めています。それでも、季節仕事の楽しみと、美味しいものを作りたい&食べたい欲求は控えられません。追加する気、満々です。

干し柿作り

店頭には、干し柿、甘柿が出回っていました。並んでいるのは、富士柿、堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)、マンガン柿…

ん?マンガン柿って、なんだ?これまで気にしたことのない名前が目に留まって、今年はマンガン柿で干し柿を作ることにしました。

マンガン柿

美濃万願

岐阜県原産のつるし柿専用品種。蜂屋よりひとまわり小さく、果実は100~150gで豊産生。干し柿にする際、乾燥しやすい。(サイトより抜粋)

マンガン柿は、どうやら地元・岐阜の渋柿のようです。地元愛でもって、このマンガン柿を使いさえすれば、美味しい干し柿が出来るに違いないと、その気になりました。

 干し柿の作り方は、とても簡単!!

用意するもの:渋柿、焼酎or熱湯、紐
(渋柿を購入する場合、枝がT字に切り揃えられています。吊り下げる時、このT字の部分を利用して紐でくくるので、残しておきます。)
    1. 柿の皮をむきます。ピーラーで剥くと簡単ですね。
      ピーラー
    2. 皮をむいた柿を、熱湯または焼酎にドボンッとつけて、殺菌消毒します。これをすることで、カビが生えづらくなります。
    3. T字枝の部分を紐で縛って、干します。干す時は、柿どうしがくっつかないように気を付けます。
      干し柿作り
      干す場所は、露や雨が当たらず、日当たりのいい軒下です。私は、30個程度の少量なので、金属性の洗濯干しに吊るしています。プラスチック製だと、柿の重さに耐えられるか心配するはめになりますから。また、洗濯干しを使うと雨が降った際、部屋に取り込むことができます。鉄製洗濯もの干し
      ちなみに、干し柿が出来上がるまで数週間~1か月くらいかかります。なので、普段使いの洗濯干しを使うと洗濯物が干せなくなるのでご注意ください。
      干し柿作り
      こんなクリップがあるのですね。これは便利。
    4. 数日して表面が乾いてきたら、柿を潰さない程度によく揉みます。(美味しくなぁれ)揉んだ後、霧吹きで焼酎をかけると安心だそうです。そしてまた干して、揉んで、焼酎の霧吹きを繰り返します。(私は、焼酎の霧吹きはしません)
      干し柿作り
ポイント:干し始めは、晴天が3日以上続くような日を見計らいます。
干しあがったらワラの中に入れると、白粉が吹くのだそうです。
むいた皮を干しあげれば、漬物の味つけ用にも使えます。
柿の皮

殺菌消毒については、こちらで書いています。(↓)

この画像、散歩中に見つけた柿の実です。青空バックに鈴なりの柿の実。秋真っ盛りですね。 現在、干し柿を作っています 作り始めたのは...

今、表面が乾いた柿を揉んでは、「美味しくなぁれ」と願掛けして、干し柿を育てています。今後が楽しみです。