日本の四季(紅葉)は美しいなぁ…
気にしてみると、野山の木々は日に日に色を変えていて、日本の四季を実感します。今年の私は、自分が暮らす町周辺の紅葉をとても楽しんでいます。
よく晴れた日に、山に登ってみるとこんな色が見れますよ。青空、赤、黄、オレンジ…、色とりどり。
風など、ほとんどないように思えても、上を見上げると木の葉が揺らいでいます。「1/fゆらぎ」ですな。
山の色は、日に日に変わっています。
そんな移りゆく変化を楽しんでいると、ふと、思ったわけです。「あぁ、観葉植物ってその多くが常緑なんだなぁ…」と。
我が家のベランダで暮らす観葉植物たちも、そのほとんどが常緑です。(多肉植物は、紅葉しますがね)
アスパラガス スマイラックスも、益々元気に常緑。
フレボディウム ブルースターも変わらず、青々しています。
アガベ ジェミニフローラも、
ミクロソリウムだって、
我が家の観葉植物はみんな、常緑。それもそのはず、観葉植物というのはこの緑の葉を楽しむわけですから。常緑であることが至上命令なわけです。
となると、日本の四季や景色をも取り込む盆栽というのは、観葉植物を育てるよりもさらにレイヤーの多い園芸なのだなぁ…、と思ったのでした。レイヤーが多いというのは、その植物を育てるにあたって、
- 単に枯らさないだけでなく
- 四季の変化に伴う植物の変化(紅葉や落葉)を考慮して
- 景色を作りながら
- 姿形を整える
とまあ、盆栽素人の私が即席で考えただけでも気遣う視点(レイヤー)がいくつもあります。こうして、野山の自然をみて、盆栽の奥深さに気づいてしまった私でした。
とは言っても、盆栽道へ分け入ることは未だ、踏みとどまっています。