部屋の観葉植物がすぐに枯れてしまう、という現象を考えてみました

枯れた植物

植物がすぐに枯れてしまう、と言う人がいます

私は植物が好きでして、当ブログでも「植物のあるくらし」をテーマに書いています。とはいえ、植物の育て方が特別に上手いとか、植物の知識がハンパないとか…、そんな立派なことは言えません。

そうなのです。私はこれまで、幾度となく植物を弱らせ、ダメにしてきました。葉焼けもさせるし、水切れもあり、不慮の事故で芽を折ってしまうし、何だか調子が優れないことあり…、数えたらきりがありません。

そんな私ですが、部屋の植物がすぐに枯れてしまう現象について、考えてみました。

なぜ、植物は枯れてしまうのか

まず考えられるのは、環境です。

水のあげ過ぎ

(勿論、植物のタイプにもよりますが)水やりは、時機を見計らってたっぷりあげる、とよく言います。それは、鉢土の中の空気を入れ替えすることにつながります。

室内で水やりすると、水が鉢土に十分行きわたらず、水の道が出来てしまいます。こうなると、根は十分に吸水できないし、土の乾きを見誤って結局、水のあげ過ぎにもつながるという流れです。

如雨露

日光不足

植物は、(ご存知)光合成を行います。部屋の中ばかりで育てていると、日光不足で株が弱ります。そもそも、暗い部屋で元気に育つ観葉植物というのは私、聞いたことがありません。

やっぱり、明るいレース越しの窓辺に置くとか、週末はベランダや庭に出すとか、日の光を当てることは必要でしょうね。

窓辺の植物

肥料過多

親心がアダになってしまう例ですね。観葉植物に関して私は、肥料は控えめというスタンスです。肥料は、それぞれの植物にみあった量をあげるべきですね。

根詰まり

これは、購入後しばらくは調子が良かったはずです。根詰まりは、成長の末に起こる現象ですから、時機をみて植え替えが必要ですね。

世話が足りない

植物は置物ではないですから、観察して手をかけてあげる必要があります。土の乾き具合、水やりのタイミング、葉色、新芽が出ているか、鉢底の様子…、植物が出しているいろいろなサインを見逃さないことですね。土に根を張っている植物でも、変化は結構あります。

まずは、育て方をチェックする

一度、その植物の育て方を調べてみると助けになります。原産地と水のあげ方をチェックするだけでも、随分違うはずです。そして、観察が大事かと思います。

ところがですね、植物が枯れるのは「部屋の環境(気・エネルギー)が良くない」とか、「部屋に住む人を癒して、枯れる」と言う話も聞きます。

エネルギーの問題

これ、思い当たる節があります。

私は当ブログで時々、「植物は、(室内に入れっぱなしより)ベランダに出すほうが調子がいい」と書いています。これは、本当に実感していることなのです。

つい先日も、リプサリスを12月のベランダに放置していたら、新芽が出てきて成長している!!と書きました。

新年、明けましておめでとうございます 新年早々、「世話焼きグリーンLife」に遊びにきていただき、ありがとうございます。 概ね、穏や...

そして、以前にもカランコエ「仙人の舞」が元気になった話を書いています。

仙人は霞を食べると言いますが 世の中には、何年間もモノを食べなくでも平気な人がいるそうです。 そういう人は、食べ物の代わりに何からエネルギ...

そのどちらも、部屋では元気がなかったのだけれど、ベランダにだしたら元気になったという流れです。

これは私、「ベランダで日の光を浴び、自然な風に当たって、他の植物たちとエネルギーの交換をして回復した」と信じて疑いもしませんでした。

昼間は誰もいなくなる部屋では、空気の流れが滞ります。そういった環境より、少しでも自然に近い環境の方が植物は好きだろう、と単純に考えていました。実際にそうなのでしょう。

植物のあるインテリア

ということは、言い換えれば、室内は植物にとって嬉しくないということです。嫌がるということは、室内は気やエネルギーがベランダより低いとも言えます。

低いのは、部屋のエネルギーなのか、住んでいる私のエネルギーなのか…。ともかく、部屋のエネルギーを浄化して癒そうと、植物たちがエネルギーを使ったその結果、調子を落としているとしたら…。これは、植物好きとしてはちょっと、放っておけないわけです。

「植物が、疲れた私を癒してくれた!! ありがとう!!(さようなら)」

そんなふうに、枯れた植物に感謝して手放すのもよいけれど、まず、自分自身や部屋のエネルギーをもっと、もっと高めるという目線を持ってもいいのかな、と思ったわけです。

植物を枯らさないためには、植物の育て方を勉強することも大事。でも、部屋と自分のエネルギーをあげることも大事。そんなふうにも、考えてみたわけです。(ということは、今のままではいけない、ということでしょうか…私。)
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