ハチミツの香り漂わせていたのは、雪柳の花でした

桜の次に咲く花

どこからともなく、ハチミツのような香りがするな…と思っていました。どうやら、香りの出所は、雪柳の花のようです。

雪柳

花の香りがハチミツの香りというのは、しごく当たり前のようではあります。蜜蜂が花の密を集めて、ハチミツを作るわけですからね。

とはいえ、さまざまな花の香りがある中で、雪柳のそれはまさにハチミツの香りだったわけです。ハチミツ好きとして、ここは反応せずにはいられなかったのです。

雪柳

私が暮らす地域では、ちょうどの時季、厳密にはほんの少しだけ桜より遅れて咲くのが雪柳です。5枚の花弁をもった小さな白い花。これががズラリと咲きそろってしだれる姿はゴージャスです。見事に羽虫を沢山、呼び寄せていました。

それにしてもこの花、大好きです。ま、基本、嫌いな花なんてありませんが、この雪柳の可憐さと、華やかさは、春到来の喜びを表しています。

雪柳

この雪柳の花は、切り花でも素敵ですね。ただし、花びらが散ると掃除が厄介ではありますが…。

それにしても、いい名前ですね、雪柳。見たまんま、雪柳。あれやこれやと、説明を必要としません。

それなのに、季節の初めはいつも、名前が出てこなくて、唸っている私です。「あぁ…、ネコヤナギでなくって、なんだったっけぇ」てな具合です。

ま、人には得意・不得意がありまして、私は植物好きなくせして、植物の名前を覚えるのが苦手なのです。この状態を、年齢を重ねてきたせいとは言わないところで既に、かなり、年齢に抵抗しているともいえます。

とにもかくにも、雪柳、いい香りです。
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