フレボディウム ブルースター株分けのその後
今月初めに、フレボディウム ブルースターの株分けをしました。
株分け後は基本、ベランダに置いています。「春うらら」な今はまだ、少しくらい直射日光に当たっても平気です。
とはいえ、「まだ大丈夫、もう少し大丈夫」と思っていると、突然に「負ける」日がやってきます。
そうです。強い日差しに耐え切れなくなって「負ける」時がくるのです。いわゆる、葉焼けです。取り返しがつかなくなる前に、もう少し生活環境を整える必要に迫られていることを実感しています。
そんな中、時には室内に入れて葉の色や様子を楽しんでいます。
この青みがかった葉が、とても好きです。
マクロレンズで葉の様子を観察
綺麗な葉だなぁ…と眺めていたら、もっとよく見たくなりました。で、マクロレンズで撮影してみました。
あっ、気孔らしきものが見えます。すごい…。
この葉脈の芸術ったら。
これは、幼い葉先です。神秘的です。
全体と詳細を見るということ
フレボディウム全体の姿と、マクロで見た姿。同じ個体なのに、随分違う世界が広がっています。全体像と、詳細…。
なんだか、デッサンを思い出しました。
私は高校生の頃にデッサンを習っていました。鉛筆デッサンに、木炭デッサン。木炭デッサンには食パンを使います。鉛筆デッサンのときの消しゴムにあたるものが、木炭デッサンでは食パンになるのです。
先生は、描いている生徒の様子を見て周りながら「みんな、パン使えよ」(食パンも使って描けよ)と指導されていました。でも、多感な高校生は先生の言葉を「みんな、パンツ買えよ」と、文字変換してお腹をかかえていました。
話がそれました。何でこんな話になったかと言いますと、デッサンは全体を見て描いたら、今度は詳細を見て描く。その繰り返しで、描けよ。と教えられたわけです。
植物も同じように、全体を見て、詳細も見る。そうすることで、奥深さを感じることができるなぁと思ったのでした。
株分けから間もなく1ヶ月。枯れる葉もなく、順調に育っています。総じて、フレボディウム ブルースターの株分けは成功と判断したいと思います。
なにしろ丈夫で美しいです、フレボディウム ブルースター。
フレボディウム ブルースター、夏の日差しで葉焼けさせたくないのでね
【植木鉢】プラ鉢、陶器鉢、作家ものetc.それぞれに楽しんでます