この夏、実ったパッションフルーツは3つ
会社の緑のカーテン【パッションフルーツ】の話です。
そもそも、7月初めにパッションフルーツの花が咲いて、受粉させ、実がついてから2ヶ月。最初の頃に一気に大きくなってから、ずっとこの緑色がぶら下がっている状態でした。
それが、9月3日。実の色に変化が起きて、赤く染まり始め…、
9月7日に、最初の1つを収穫しました。
その後、つづいて残りの2つも収穫するに至り、パッションフルーツ3つを追熟させてきました。
追熟中の変化
追熟と言っても、会社の事務所のテーブルに放置しているだけです。それが少しずつ、表面の皮が乾燥し、シワがよるようになってきました。そして、得も言われぬ芳しい香りが漂うようになりました。
この香り。大きく胸に吸い込むと、まるでジャングルの中でたくさんの野鳥が歌声が聞こえてくるようです。それは、遠い異国の香り。楽園の香りです。実際のところ、パッションフルーツは、ブラジルやパラグアイといった亜熱帯地域が原産ですね。
ところが社長は、この陽気な香りが好みに合わないようなのです。え!?、実が育ってきて、色づいて、収穫したこれまで、あれほどにも興味を示していたのに??香りが出てきたら、興味は急降下ですか?
そもそも、このパッションフルーツ。緑のカーテン機能と、あわよくば実を収穫して楽しめるかも?という欲張りな理由から、会社の福利厚生費で購入していただいたものです。
そして、社長にパッションフルーツの美味しさを知っていただきたいとばかりに張り切って育ててきたのです。それがここにきて、空振り感が…(?)。
いよいよ試食してみます
ともかく、追熟ができたと思われる1つを試食してみることにしました。
なのに、社長は興味なし…。(完全に、空振りました。)
なので、半分を私が頂きました。スプーンですくって頂いた実は、甘酸っぱくて、南国の香りに満ち満ちていました。
ところで、食べながら大量にある種をどうしたものかと思案した私は、種を果肉からはずそうと、口の中でチュウチュウとこの小さな果肉を吸い、大変な思いをしたのでした。
なになに、喉ごしを楽しみながら、種ごと飲み込んでしまえばよかったのですね。過去1回の経験は、すっかり忘却の彼方でした。というわけで、改めてパッションフルーツ初めての体験でした!!
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