南米の旅の記録、第2弾です。 もう少し、おつきあいください。
画像は、ナスカの地上絵「宇宙人」です。
ナスカの地上絵を、上空から見ました。
セスナが飛び立った途端に、「もしや、あれって地上絵!?」と、車のワダチまで地上絵に見えてしまう程、既に期待値が上がり過ぎていました。
高台な、何もない土地の上を飛行すること約30分。
セスナが、地上絵の上空に到達して旋回を始めた瞬間から、異変が起こりました。なんということでしょう。私としたことが、飛行機酔いです。
心を落ち着けて、深呼吸して、冷静に対処しようと試みるも、状況は悪化の一途。いかん、いかん。なのに意識は朦朧、全身で油汗を流す非常事態です。
慌てて、予備に持っていた酔い止め薬を飲もうとしました。でも意識朦朧の中、手元が定まらず、錠剤が転げ落ちて行方不明に。あぁ、一縷の望みが…途切れました。
でも、「はるか、ここまでやってきたのだから意地でも見るわ!」の決死の覚悟で、クジラ、オウム、台形、サル、ハチドリ、木、手…飛行操縦士が説明する地上絵、全部!!観ましたとも。
というわけで、撮った写真は「宇宙人」1枚のみ。思い出は全て、私の頭の中です。そして、セスナを降りた後、青い顔してパイロットの方と記念写真を撮ってもらった私でした。
というわけで【まとめ】です。
ナスカの地上絵遊覧飛行には、酔い止めの服用をオススメ致します。