会社の空き地スペースではびこるミント
会社空地のミントの話です。
このミント。もともとは、私が鉢植えで育てていたものです。でも、鉢植えだと水切れが多発してしまい、ミントは暮らしづらそうでした。なので、大地へ放ったのです。結果、鉢植えより、地植えの方が断然、幸せそうです。
言い換えれば、大地に放ったのを機に、水を得た魚のようにミントは勢力を拡大しはじめました。地面が続く先ならどこまでも、広がって育つ気、満々です。（これが厄介だ、とも言われますね）
夏の間、2度3度、大家さんが不意打ちで草刈機を稼働させました。その際、伸びた雑草とともに、もれなくミントも刈られました。でも、平気。
私が気まぐれに、紅茶でいうところの「ファーストフラッシュ」の一番いい葉ばかりを摘んで、ドライミントにしようとも、平気。
いえいえ。だからこそ、地下を横方向に伸びていく作戦にでた模様です。今では、ミントは広範囲に、まだらに、育っています。
実はこの辺り、最近はイノシシが出るのです。食べ物を求めて、裏山から下りてくるのでしょう。夜の間に、会社の空き地を鼻で掘り返して、荒らしていきます。目撃情報によると、お母さんイノシシとともに、数匹のうり坊がいる模様。
ところがイノシシは、ハーブの生えているところは寄り付きません。見事に、ノータッチ。ミントは、イノシシのお気に召さないようです。
というわけで益々、好き放題に伸びるミントです。
イノシシも興味を示さないミントです。ならば、私が取りましょう。こうして、好き放題にミントを摘んでは、ドライにしている私です。もうね、気兼ねなく、大いに摘んでいます。
で、このドライミントをどうするかと言いますと…、就寝前の足湯に入れて使っています。
足湯のバケツにドライミントを入れると、うっすら黄色いお湯になります。すると、ふうんわり、爽やかなミントの香りが部屋に広がります。これが、リラックス効果抜群なのです。
お蔭様で（布団の中に湯たんぽを入れる効果と併せて）毎晩、ぐっすり快眠しています。
