ある日、「そろそろ、エサやりしてもいいかな?」と、社長がおっしゃいました。
会社で飼っているメダカのエサのことです。社長は、このエサやりがお気に入りなのですが、冬の間はメダカが冬眠する為、エサやりSTOP令がでていました。
そう、誰もがこのところのメダカの変化に気づいていました。会社の試験室から棒状温度計を持ち出し、水槽の中に入れていたことも変化の兆しに気づく助けになっていました。
というのも、水温が10℃を超えてきた頃から、それまでジ~ッとしていたメダカが、ヒラヒラと泳ぎ出しましたから。
現在、水温16度。そこで、平社員の私が(エサやり)解禁を発令させていただきました。早速、付属のプラスチックスプーンで、エサをすくう社長。それを見て「社長、もっと少なくていいんではないですか?」すかさず、チャチャを入れている私。
メダカは、すぐにエサに気付いて、勢いよく食べ始めました。その様子を確認すると、満足そうな顔をして仕事に戻られる社長。社長は、エサやりさえできれば満足なようです。
私は、メダカがエサを食べて、ヒラヒラ泳ぐ姿をいくらでも眺めていられるんですが…。 仕事します、はい。
さて、そもそも、メダカネタを書くことになったのは、私が、会社の水槽にウォーターマッシュルームを寄附したのが始まりです。
そのウォーターマッシュルームにも、目に見えて変化が表れています。 新しい根が伸びて、芽が出てきて、 この先、水槽内で幅をきかせる予感がします。
水の中でも確かに季節が進んでいます。
ウォーターマッシュルームの根が出て、芽が出ています。