上高地、平湯大滝、平湯大ネズコを巡る小トリップ
2018年10月27日(土)～28日(日)に、上高地(長野県松本市)に行きました。その備忘録です。おつきあいください。
生憎の天気。でも紅葉は今がピークの上高地
それにしても、このところの私は山歩きに行く日はいつも、天気に恵まれません。この日も、雨こそ降りませんが、いまひとつ明るさが足りない天気。（おかしいな。晴れ女なのに、私…）
13:00頃に、シャトルバスで上高地入りできました。
上高地バスターミナルから出発、かっぱ橋、ビジターセンターを通過して明神へ。そして明神橋を渡って、かっぱ橋まで戻るコースを歩きました。
苔むしたこんな景色が気になります。
カラマツが黄色く色づいています。山野草は枯れて、熊笹が際立っていました。
ときに見える青空。
でもやっぱり、光の量が足りていません。ま、こんな日もあります。
坂巻温泉旅館
その晩は、坂巻温泉旅館泊。坂巻温泉は、実にお湯がいい温泉です。日本秘湯を守る会の宿にもなっています。
この宿は、上高地はじめ、山に登る方に多く利用されているようです。宿の目の前には、上高地行のバス停があるので、とても便利なのです。
食事は、地元食材をふんだんに使って作られ、丁寧に給仕していたく田舎料理。鯉こくは夕食の定番です。ごはんとお味噌汁がまた美味しいのです。そして、季節ごとに、山菜等の地元のものを出してくれます。その土地の味がいただけることって、とても贅沢です。
2018年5月は改装中でしたが今回、内風呂が新しく改装されていました。下の画像は、翌朝の露店風呂。湯の花がチラホラ舞うお湯。このお湯は、本当に身体が温まるのを実感します。
お湯につかりながら、目の前の山々の紅葉を眺める幸せったら…。紅葉は、今がピークとのこと。上高地は黄色、オレンジ、茶色の紅葉ですが、坂巻温泉まで来ると、赤色も交じって賑やかな景色です。
朝食は、ご飯のお供が満載。
尚、各部屋にはユニットバスやトイレがありません（トイレは部屋外の共同）。なので、小さなお子さんがいる賑やかな家族等が利用しているのは見たことがありません。利用者は、山登りの人や、温泉が好きな人。そんな印象です。
というわけで、とっても実直なお宿です。そしてそれが落ち着くのです。この先も変わらないでいて欲しいと願っています。
平湯大滝
翌朝。青空が見えていましたが、雲が出やすい天気。
紅葉が綺麗なので、平湯大滝に寄りました。
半年前にもきましたが、季節が変わると見え方も変わりますね。
平湯大ネズコ
平湯大滝のすぐ近くに大ネズコの木があるようです。サインを見つけて、予備知識なしに行ってみることにしました。
道中、落ちたどんぐりがたくさん芽吹いていました。
多分、1km以上は歩いたと思います。おまけに、後半の500mは完全山道。でも綺麗に手入れされた山道です。
そうして、目の前に現れたのが推定年齢1000年、樹高23ｍ、幹周7.6ｍの平湯大ネズコ。見事に美しい大木でした。
帰り道、山ブドウかな。沢山落ちていました。食べてみたら、美味しい!!
これは、トチの実。森や山の中は、美しいものでいっぱいです。
結局、やっぱり、こういった自然を散策することが大好きで、それだけで満足・幸せなのでした。こうして、充電して帰宅しました。
