昔の画像を見つけて、長屋暮らしを懐かしむ

古い家が好きです

今のところに引っ越してくる前は、築40年の長屋で暮らしていました。 その時の画像が一つ出てきたので、懐かしんで見ていました。 (ファブリック、今とあまり変わっていないです。)
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築40年の長屋。飴色の板間がお気に入りでした。

当時は、バックパッカー帰りで持ち金も乏しく、敷金・礼金・家賃を支払ったら、貯金がゼロになりました。そこからのスタートでした。

「小庭」「追い炊きできるお風呂」「飴色の板間」が気に入って、入居を決めた長屋です。 あ、「家賃の安さ」も魅力でした。

小庭で、花やハーブを育てたり、竹を組んで柵を作りました。夕顔で生垣、朝顔でグリーンカーテンも作りました。

部屋の柱は、釘打ちされた跡が随所に見られたので、 (気兼ねなく)棚を吊ったり、ランプや提灯、蚊帳を吊って、生活を楽しみました。

町内会の組長を仰せつかって、町内会費を集めて回った年もありました。お向かいのおばあさんからは、作りすぎたシチューのお裾分けとか、老人会で行った旅行のお土産とか、何かにつけて頂き、可愛がってもらいました。 私もお返ししましたよ。引っ越す際には餞別までいただき、恐縮でした。 忘れません。

もちろん、古い家ならではの気になる点もありました。玄関の鍵は半壊れ状態。入る気さえあれば、簡単に泥棒は侵入できたでしょう。 金目のモノは皆無ですが… (ただし、ご近所の目が最大の防犯でした。)

ネズミ、ゴキブリ被害については、ゴキブリと何度か遭遇した程度。ゴキブリ団子が効いていたのでしょうか。

エアコンがなくて、気密性が低くて、夏は暑く、冬は寒い家でした。でも、冬にストーブの上でお湯を沸かしたり、お料理を煮込んで、存分に楽しみました。

そうそう、旅行でしばらく家を空けて帰ってみたら、室内にヘビ様がいたことも。 (結構、都市中なのに!!)「家を守ってくれていたんだ」と思いましたよ。 実際は、かなり相当、ビックリでしたがね。

今では懐かしい思い出です。あ、おばあちゃんみたいに回想しちゃいました。 お付き合いくださり、ありがとうございます。
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