冬を彩る代表選手「シクラメン」
この時季、園芸店にはシクラメンがたくさん並んでいますね。赤やピンクの花が塊になって咲いている様子は、華やかで元気をもらいます。シクラメンは地中海周辺が原産で、明治中ごろに日本に入り、一般化したそうです。今では、お正月を彩る代表の花の一つですね。
サイズも5号鉢のボリュームサイズから、小花の可愛らしいものまで出回っています。小さなシクラメンを部屋に飾ったら素敵だよなぁ…と見る度に、花選びに入ってしまう私です。
方言名:ブタノマンジュウ カガリビバナ
科名・属名:サクラソウ科・シクラメン属
学 名:Cyclamen
原産地:地中海周辺
水やり:水を好む
難易度:★★★☆☆(私はいつも1年草扱い…)
※難易度は、★5つが容易。判断は、私が育てて感じた独断です。
私は、どうして花や植物を育てるのだろう
実は、シクラメンの世話には苦手意識を持っている私です。シクラメンは、花を楽しんだあとはいつの間にかダメにしている印象です。夏に休眠に入ったのを枯れたと思い込み、その流れで忘れ去るパターンとも言えます。
それなのに私は毎年、冬になるとシクラメンの花を気にしています。これは、シクラメンに限ったことではないのですが、植物は暮らしに潤いを与えてくれます。暮らしの傍に花や緑があるだけで、そこが華やぎます。そして、それが私にはとても気持ちの良いものなのです。
なので、私は花や植物を、長く上手く育てることを目的とする前に、植物を身近に置いて楽しみたいのだと思います。食事をして栄養を身体に入れるのと同じように、植物からも元気(エネルギー)を貰っていると考えるわけです。
それならば、切り花であれ鉢ものであれ、枯れてしまったら「ありがとう」と言って植物を手放せばいいのかな。そうして、花や植物を楽しめばいいのかな。そんなふうに思います。
とはいえ、「鉢ものを手に入れたなら、最低限の育て方は確認したほうがいいよ」と自分にダメだしもしているこの頃です…。