栽培禁止の厄介者
河原の土手一面に咲き誇る黄色い花。これ、オオキンケイギクです。
黄色が群生していると、なんだか元気がでるような気分になりますが、実はこれ、北アメリカ原産の外来種ですね。
最近は、河原だけでなく、街中でも平気で咲いています。それだけ繁殖力旺盛ってことで、じつは困り者。在来種を駆逐してしまうのです。
そのため、「外来生物法」によって種を蒔いたり、育てることを禁止されています。
なので、自治体によっては、自宅に咲いたオオキンケイギクは種が飛ばないようビニール袋等に入れて可燃ごみとして、駆除するよう指示が出ています。(各自治体の指示に従ってください)
そんな外来種。我が家近くはこんなです。
ええ、ええ。思いきり繁殖しています。
このオオキンケイギク、種ができる前に全部、花を切って、大振りの花器に生けたなら綺麗だろうに。生け花にしたら楽しめるのは1週間くらいかな。部屋に飾って楽しみますよ。よろしければ、そんな使い方して繁殖阻止のお手伝いしたいくらいですが…。
なんて考えましたが、「特定外来生物」は栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。
困ったものです。