植物を育てたいけれど、枯らしてしまう
植物が人に与えるプラスの効果というのは、確かにあると思います。それは空気の浄化だったり、緑が目に優しいとか、香りが癒してくれるとか、世話をすることで心穏やかになるとか…いろいろです。
そんな中で、植物を枯らしてしまうために育てることをためらう人、いらっしゃいますか?
私なんて、「植物好き」と言いながらも、少なからずの植物をダメにしていることをここに告白します。実は、つい先日もオリヅルランを枯らしていたことが判明しました。
オリヅルランの植え替え
週末の植え替えラッシュ時のことです。「どれ、この枯れ枯れのオリヅルランも植え替えして心機一転、新芽が出るのを待つとしますか」なんて思って、鉢を引き寄せました。
オリヅルランは、原産地が南アフリカです。ということは寒さには弱いということです。そう分かっていながら、冬のベランダ(0℃)に出しっぱなしにする私です。そんなことすると、どうなるかというと、夏にあんなに美しかった地上部の葉が枯れます。
ご覧のとおり。
在りし日の姿はこんな。
でも、私には分かっていました。地上部は枯れても、丈夫なオリヅルランのこと。土の中では、プックリ膨らんだ白い根っこが脈々と生きているということを…。
というわけで「枯れた葉を取り除きがてら、植え替えしてあげましょう」という流れになったわけです。
それが、どうしたことでしょう。鉢から取り出したオリヅルランの根っこは、瀕死の状態。これは誤算です。
寒さと共に、水切れだったのでしょう。ダメにしたことを認めます。
実はもう一鉢あります。同じく、地上部が枯れていますが…
こちらは、根っこが元気です。水分を蓄えた白い根っこが何本もあります。
こちらを植え替えして、作業完了。こうして大幅に縮小したのち、再出発の我が家のオリヅルランです。
そうです。私、枯らしたってめげません。何度だって、育てますとも。植物の世話をする喜びと楽しみをかみしめて、今日も明日も植物を育てます。
ところで、枯らしたオリヅルランが植わっていた鉢は断捨離しました。こうして、鉢と植物の整頓を進めています。
植え替えだけのつもりが、鉢数まで増えて【オリヅルラン】の思うつぼ
オリヅルランが元気です。ボリュームを出すために細工を少々