秋の味覚【銀杏(ギンナン)】を冷凍保存して長く楽しむための手順まとめ

銀杏(ギンナン)をいただきました

銀杏は、秋の味覚で大好きです。ただ、銀杏を常温で放置しておくとどんどん乾燥が進み、カリッカリになってしまいます。なので、出来るだけ早くに食べてしまうか、殻をむいてから冷凍保存して楽しんでいます。

銀杏

普段、自分がやっている方法以外にも、簡単な方法、便利な方法があるかな?と思い、調べてみました。それをまとめます。

銀杏の殻をうまく割る方法

電子レンジでチンする

紙封筒に殻のままの銀杏を数粒入れたら、紙封筒を折って封をします。それを電子レンジでチンします。やってみましたが、封筒の中で殻がはじける音がすさまじくて、かなり驚きます。中の実が破裂する銀杏もありました。封筒に入れる銀杏の数、電子レンジのワット数、加熱時間の加減を見極める必要がありそうです。

紙封筒に銀杏を入れてレンジでチン

キッチンバサミで割る

キッチンバサミの真ん中にある栓抜きを使います。銀杏の殻のつなぎ線といいますか、山の部分を挟んで割るのですが、「割れた瞬間、力を抜く」この力加減に気を使います。数個割るにはとても便利ですが、大量に処理したい時は手が疲労しますね。

キッチンバサミで銀杏の殻を割る

プライヤーやラジオペンチを使う

家の工具入れにある道具を活用する方法です。ただし、硬い殻の中には瑞々しい銀杏が入っています。力加減を間違えると銀杏を潰してしまいます。潰し過ぎないような独自の細工が必要かもしれません。

金づちでたたいて割る

私はこの方法です。銀杏の殻のつなぎ線といいますか、山のラインを金づちでポンッと1回、リズムよく叩き、殻を割ります。ただ、キッチンのテーブル上で割るわけにはいかないので、場所を替えるのがちょっと面倒です。当然、金づちを使う音が響きます。また、銀杏を押さえている指を誤って金づちでたたかないよう注意、ですね。

とはいえ大量に殻を割る時は、この方法でどんどん割る!!そして割った後に、中の銀杏を取り出す。という流れ作業で、一気にやっています。

銀杏の殻赤い矢印部分を金槌でたたきます。

銀杏割り器を使う

力を入れなくても簡単に割れて、作業時間が短縮されるのは専用の道具を使う利点ですね。コツを掴めば小粒から大粒まで、銀杏の大きさに関係なく綺麗に割れるそうです。

銀杏の薄皮を剥く方法

殻を割っても、中の薄皮まではとれませんね。綺麗な銀杏の色を楽しむためにも、薄皮は取りたいところです。

水煮する

フライパンに殻をむいた銀杏と水を入れて火にかけます。ゴロゴロかき回していると次第に薄皮が取れてきます。採りきれない分は、火からおろした後、手で取り除きます。私はこの方法です。粒がとても綺麗な状態で保存できます。

サラダ油で炒る

油を使うので、炒った後すぐにいただくにはよいでしょうね。

電子レンジでチンする

紙封筒に殻を取った銀杏を入れて、封筒を折って封をしてからチン。塩を一緒にいれておけば、そのまま食べるにはベストですね。

電子レンジで銀杏の薄皮をむく

保存は冷凍保存

沢山ある銀杏は、薄皮までむいた状態にして、密封できるビニール袋に入れて冷凍保存。必要な分を少しずつ、いただきます。

銀杏の冷凍保存

薄皮を取る際、火を入れ過ぎないようにしているので、食べるときは電子レンジでチンするか、火を通す調理をしています。

なにはともあれ、美味しいものをいただくには、手間がかかるということですね。

アレルギーについて

銀杏には、アレルギーを引き起こす成分が含まれています。銀杏の木から落ちた実の果肉部分は独特の臭気があるうえ、触るとかぶれ等を引き起こします。また、銀杏を食べて頭痛やめまい、吐き気などを引き起こすことがあるそうです。アレルギー症状がひどい場合、アナフィラキシーショックを起こすことも。

銀杏を食べる量は、大人で1日5粒~10粒迄にしたほうがよいとのこと。そして、幼児には食べさせない、または十分注意して少量から食べさせる必要がありそうです。

そうは言っても、美味しい秋の味覚【銀杏】。少しずつ、楽しみたいと思います。

銀杏の葉