好きだ、と言っても振り向いてくれない【コスモス】に私は片思い

コスモス

コスモスの花が咲き進んでいます

毎年、秋になるとアチラコチラで見るコスモスの花。コスモスは、土が痩せていても日当たりと水はけが良ければ育つ、丈夫な植物だそうです。私の住むあたりでは線路脇とか、畑の隅っことか、道路脇でコスモスが乱れ咲いています。

そもそも、コスモスは大きくなるので広い土地が必要ですね。観光資源として、スキー場をコスモス畑にしていますしね。(スキー場のコスモス畑は、丁寧に手入れして作られていますね)

名 前:コスモス、Cosmos
学 名:Cosmos bipinnatus Cav.
科・属名:キク科 コスモス属
原産地:メキシコ
花言葉:「謙虚」「調和」「乙女の真心」「美麗」

コスモスの花が好きです

ともかく、秋空バックに風に揺れるコスモスがとても好きです。ひと抱え分のコスモスを大きな竹籠にザックリと活けて古民家に飾ったなら、どれほど素敵だろう…と思います。

色数が抑えられた、徹底的にモノのない、よく手入れされた古民家。飾るのはひと抱え分ものコスモスですから、古民家の前には畑か田んぼがあって、その畔で沢山のコスモスが咲いている光景。憧れます…。

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とはいえ、私がどれだけ「コスモスが好きだ」と言ったところで、コスモスはお構いなしです。花は、私の為に咲いてくれているわけではありません。それは、受粉を手伝ってくれる蜂や虫をおびき寄せるためで、子孫(種)を残すことを至上命題としていますからね。

私が好きだとアピールしても、いってみればこれ、報われない片思いですね。おまけに花を摘んで楽しみたいというのは、コスモスにしてみれば困った行為でしょうか。それでも人は、花を摘んで、愛でるのですよ。美しいから…。

コスモス

青い秋空。そよぐ風。コスモスの花を訪れる蜂の羽音。遠くでは、運動会の声援。秋空にコスモスはよく似合います。