雨ふりの合間に、田んぼの撮影
私が住む辺りは、少し車を走らせると一面、田んぼが広がる地域に出ます。この田んぼの景色がとにかく美しくて、ため息ものです。これぞ、日本の里の風景(!!)とばかりに圧巻なのです。その景色を、撮影に行きました。
見る限りの豊作(!!)
それが、ここにきて雨ばかりの天気…。
稲刈りが済んでいるのは、半分くらい。
農家さんは、気が気ではないだろうな…。どうか、無事に収穫しきってください、と思うばかりです。
そして気づきました
車を走らせていると、田んぼによって色が違うことに気づきます。
最初は、植え付け時期の違いからくる生育状況の差だと思っていました。青い色の田んぼは、まだ稲穂が出ていないと思っていました。稲は、田んぼが黄金色になったら収穫できるものと思っていたのです。
でも、よくよく見ると葉が青くても、しっかりと稲穂が垂れています。
恥ずかしながら、「お米の種類によって穂の色も、葉の色も違う」ということに、この歳になって気付いた私です。そして、「あぁ、これが、田んぼアートの色の違いになるんだ」と合点しました。
田んぼアートとは
田んぼアート(たんぼアート)は、田んぼをキャンバスに見立て色の異なる稲を使って、巨大な絵や文字を作り出すプロジェクト、またその作品。
(Wikipediaより)
青森県田舎館村(いなかだてむら)が、田んぼアート発祥の地なのですね。サイトに掲載されている画像を見ると、緻密ですごい芸術です。
平成5年からスタートした田んぼアート。 最初は3種類の稲を使って「岩木山」を描いたことが始まりだそうです。それが、毎年テーマを変え、年々緻密になっているようです。
近年は、7色10種類を使うに至り、海外からも注目を集めているといいます。 展望箇所から見るために、遠近法で図面を起こしているそうですよ。
田んぼアート。一度、この目で見てみたいです。(ところで、収穫されたお米はMIX米になるのかな?)