緑のカーテンに求めるものは、機能性と収穫
会社で、自称 園芸部長をやっています。
主な仕事は、鉢植えの球根や花の苗、メダカの水槽の水草がしおれてくれば新しい水草を買ってきて、福利厚生費で落としてもらいます。また、会社周りに雑草が生えいるのを見つけると、反射的に抜きたくなって(抜いて)います。
でも、9割がたの仕事は、日々の植物への水やり。
鉢植えを、屋外の西日のあたる位置に置いているので、毎日の水やりは欠かせません。というわけで、休日だって水やりに来たりもします。
そうして育ててきたのが、緑のカーテン。そうです。今年も作りました。
これまで毎年のように、ゴーヤやパッションフルーツ等を育ててきました。お察しの通り、緑のカーテンは、その機能性と共に、収穫性も重要な要素となっています。
では、今年の緑のカーテンはと言いますと…。実は、つい最近まで、何が実るのか分からずに水やりをしてきました。
というのも今年、苗を準備したのは、会社社長の奥さんでした。何の苗を購入されたのか、聞きましたが、奥さんの答えは「豆」。豆としか、わかっていませんでした。
その後、花が咲く様子もないし、もちろん「豆」が実る姿もみられません。最近では、窓からの強烈な光を和らげ、少しでも涼しくなる(あるいは、涼しげに感じるよう)緑のカーテンが機能しただけでよしとしよう、という域まで期待値が下がっていました。
それがですね。ある日、とうとう、見つけました。「豆」が実っているではありませんか。
ビローンと長い「豆」。これって、ジュウロクササゲですね。
よく見ると、花芽も見つけました。
というわけで、今年も緑のカーテンは、機能性と共に収穫もできました。この先、もうしばらく収穫が続きそうです。満足のいく、合格ラインじゃないでしょうか。
園芸部長として、「ほっ」っと胸をなでおろすのでした。
そして、収穫したジュウロクササゲは、翌朝の味噌汁の具となりましたとさ。