3RD CERAMICSのお皿をヘビロテ中。ストーリーのある品を買うということ

好きだから欲しいから買う、だけでない買い方

陶器が好きです。
好きだから、買いたい。
でもって、世の中はステキな陶器であふれている。
そのせいで、これまでずっと私の頭は混乱してきました。(あれも素敵、これも欲しい…)

とはいえ、断捨離をしたい(すべき)状況の自分。
だからもう、見ないことにしていました。
見なければ、心惑わされることもなく「足るを知る」ことができます。

でも最近、買いました。この7寸皿。

トーストにバター&タンポポシロップ

このお皿は、3RD CERAMICS のものです。3RD CERAMICS は、PENDANT LIGHT (ペンダントライト)とかFURIN (風鈴)といった、ミニマルでいてCOOLな品を岐阜県多治見市で作っています。

実はこのお皿、セルビア人陶芸家ヨバナ・チャボロビッチさんの帰国応援ガレージ・セール品です。

現在、日本に来ているヨバナさん。けれど、このコロナ禍で帰国ができずにスタック状態の彼女です。そんな中、彼女を帰国させてあげたい(!!)と、開催されたガレージセールです。売上金が彼女の助けになります。

2021年4月の食事

実は少し前、偶然にご本人とお話しする機会を持ちました。彼女の作品展でのことです。その時は当然、そんな彼女の状況を知らず、作品の説明を受けました。彼女は、とても繊細でいて柔らかな印象を受けました。

その後、偶然、彼女の状況とガレージセールのことを知り、微々たることではありますが応援したい、と思ったわけです。

これを、陶器を買う言い訳にしたとは言いませんが、購入したことにとても満足しています。ただ単に、「買いたい」「欲しい」欲求を満たすだけでなく、誰かとのつながりやストーリーがあると、その品はより特別なものとなると実感するのでした。

そのことに気付くと、むやみやたらな買い物はしなくなりますね。
※尚、ヨバナ・チャボロビッチさんの帰国応援ガレージ・セールは2日間限定、既に終了しています。

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