夜の冷えが厳しいこの頃。ベランダに置いた植物たちのパトロールをしました。と言っても、ざっと見まわして、寒さに弱い植物たちをチェックです。
この時季、寒さに弱い植物は要注意
その筆頭に挙がったのが、オリヅルランです。鉢を持ち上げて見てみると…、セーフ。
葉先を枯らしているのは、多少の水切れ。寒さダメージはゼロです。オリヅルランは、寒さにあたるとあっという間に、溶けるように葉がしなだれて、ダメになります。
こんなふうにね。(あぁ…、残念な姿です)
これは、2015年1月に枯らした時の画像です。こうなると、この葉が回復することはできません。
そして、2017年春の画像でも枯れています。
どれもこれも、冬の寒さで葉を枯らしています。そう、オリヅルランは、寒さに弱いです。
なにしろ、南アフリカ出身ですからね。
南アフリカは、年間を通して温暖。地域にもよりますが、首都機能を持つ3都市のひとつ、プレトリアは寒い時期でも10℃前後。年降水量は約500mm。東京の年降水量約1500mmと比べると、乾燥してますね。
こんなふうに、植物の出身地の気温、降水量を把握しておくと、世話焼きに多いに役立ちます。(なのに、なぜ枯らす…?、私。)
枯らして、翌年夏に復活、冬が来るとまた枯らして、夏に復活
そうなのです。オリヅルランに関して、「枯らして、復活」のサイクルを懲りずに毎回、毎年繰り返している我が家です。ということは、寒さには弱いけれど、オリヅルランそのものは強いともいえます。
言い換えれば、ズボラな世話焼きさん向き、と言えますね。ええ、それは私のことです。
ちなみに、この記事の画像は、2015年~2017年の2年間をまたいでいますが、すべて同じ株です。
12月初旬現在、葉の色艶はOK。この先も、この調子でいってもらいたいものです。私の世話焼きも、この調子でズボラです。