夏の朝のこと
はぁ~…。
ベランダの植物たちを眺めながらの朝の珈琲1杯って、美味しいんです。ただし、今の時季は、蚊の襲撃を恐れるあまり、完全に網戸越しの観察になります。
ポ~ッと、植物たちを眺めている時間が、至福のひと時です。お気に入りの葉もの観葉植物たち、みんな元気です。で、よくよく見ていると結構、葉がゆれているのです。
当然、葉が生えている向きもサイズも違うから、それそれに違った揺れをしています。ユラユラ、フワフワ。
これは、ミクロソリウム。葉が密に生えていますが、ユラユラしてます。
こちらは、セローム。葉先をヒラヒラ、揺らしてます。
そして、フレボディウム ブルースター。フワンフワン、しなりを聞かせて揺れています。
あぁ、このゆらぎ。これが、リラックスの源です。
自然界には、一定ではない「ゆらぎ」があります。例えば、ろうそくの炎の揺れかた、雨音、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり…、それが「1/fゆらぎ」です。
森の中の音は、癒されますね。
1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ) とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0より大きい、有限な範囲をとるものとする。
規則正しい音とランダムで規則性がない音との中間の音で、人に快適感やヒーリング効果を与えると主張される。
(Wikipediaより)
そうか、我が家のベランダで植物たちの葉が揺れるユラユラも、「1/fゆらぎ」なんだな。どうりで、私はポケ~としてしまうわけです。
これは、厚みのある多肉植物にはないものです。多肉植物がそれ自体の姿で魅了してくるのに対して、葉ものの観葉植物は「1/fゆらぎ」で癒してくれます。私が、葉ものの観葉植物が好きな理由がこれなんですね。
ただし、この揺らぎの元となる微風ですが…。なにしろ、植物をベランダに置いていますからね。時にエアコンの送風機からでている微風…、ということは否めません。この時代、この季節ですから…、起こり得ることです。はい。
我が家の小さなベランダでは日々、ささやかなドラマが展開されているんだ…
たくましく暮らす植物たち。おかげでベランダは、ジャンクガーデンまっしぐら