サンスベリアのトゲ、防衛どころか攻撃されて、痛い!痛い!

サンスベリア バリーの様子

昨年の夏、ぐっと育ったサンスベリア バリーです。

我が家のサンスベリア バリー 実は、名無しで購入したので「多分、サンスベリア バリーだろう」と思っています。現在、子株が3本、育っています...

それが今は少々、へたれ気味です。肥料不足か、水切れか、気温が低すぎるのか、ともかく覇気がありません。

とはいえ、ダメージを受けているのは、この子だけではありません。私だって、この子にやられています。

サンスベリア バリー

株が小さな頃は特に気にしなかったのですが、葉先が鋭くとがっています。これ、ガッツリ硬くて鋭いトゲです。おまけに、子株が伸びてきて、トゲも四方八方に向かって威嚇しています。ふとした時に、これに触ってしまうとかなり、相当、痛い!!のです。

防衛手段として発達した植物の形

そもそも、植物のトゲは、防御本能で発達させてきました。何しろ、植物は地面に根っこを伸ばしていますから、逃げることができません。

なので、植物を食べる昆虫や、草食動物から見を守る為の物理的な防衛手段を発達させています。それが、植物がトゲを持っていたり、葉に毛が生えている理由のひとつですね。

実際、我が家のサンスベリアの葉先に触って、私は何度となく悲鳴をあげています。それからして、我が家のサンスベリアのトゲは、「防衛」を超えて、むしろ「攻撃」能力を発揮していると言えます。

鎧のように硬い葉、そしてその先端に鋭いトゲ。どう見ても、誰も食べませんよ。守りは完璧です。

サンスベリア バリー

でも、そこまでして守りが固いとなると、「実は、食べるとかなり美味しいのではないか?」なんて、勘ぐりが入ります。

でも、植物は無闇に食べてはいけません。毒を持っているものもありますから。こちらは、毒性のある化学物質を持つことによる防衛手段ですね。

植物は、ちゃんと分かっている(?)

ところで、かなり昔に、トゲだらけのサボテンに「可愛いね。」と毎日、愛情をこめて話しかけていたら、だんだんトゲがなくなってきたという話を読んだことがあります。

一方で毎日、植物を罵倒する実験をしたら、その植物は枯れてしまったそうです。

植物は、自分が置かれた状況をしっかり把握しているそうで、環境に順応しているというわけです。

となると、トゲトゲで厳戒態勢の我が家のサンスベリア。この子はそれほどまでに、身の危険を感じているんでしょうか。私、そんなに危険でしょうか?

こうなったら、私も話かけたほうがいいでしょうか。「食べる気はないですよ」とか。

pickup【サンスベリア】似合う鉢が見つからなくて、申し訳ないけれど放置
pickupちょっと待った!多肉植物を買うときには注意が必要ですよ!!