私は、レンジでチンした秋の味覚「銀杏」を頬張りながら、植物たちの鉢を巡回し、それぞれの様子をしげしげと眺めていました。
最近のホテイカズラ氏。土に一番近い下葉がシナッてきました。葉柄にハリがなくなってきて、色も鈍っています。
他の葉は変わりないので、多分これ、冬へ向かうサインとともに、この葉が老衰しているのだと推測します。
購入当時から欠けている葉でして、かれこれ3年以上になります。ホテイカズラは、短期間で葉が入れ替わるわけではないので、葉が傷ついても、欠けても、その状態でずっと生きてきました。それがようやく入れ替わる時期になった、ということでしょうか。(3年かかりました)
葉柄部分をつまんで、ひねったり、引っ張ったりしてみますが、まだ取れる気配なし。見栄えも悪いし、カットしようかな。でも、この先どうなるか観察したい興味もあります。
他にも我が家のグリーンたちが、アチラコチラで冬へ向かうサインを見せています。ウンベラータの下葉が黄色くなって、数枚落ちました。(なので、部屋に入れました)
キボウシが枯れ始めました。(冬には、葉が全て枯れ落ちます)
セロームの新芽が出るサイクルが遅くなりました。(多分、春まで出ないかと)
夏の間に展開したビカクシダの貯水葉が枯れてきました。古い胞子葉も枯れ始めの気配。
私は「銀杏」を頬張りながらグリーンたちを眺め、
秋の深まりを実感したのでした。 それにしても、銀杏、大好きです。